SpaceX独自の宇宙服が公開・アンタレスの高精細画像・歩行障害持つ子供用ロボット外骨格 #egjp 週末版92

ナイキの自動靴ひも調整シューズ日本発売も

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2017年08月28日, 午前 07:00 in Weekend
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをダイジェスト形式でお伝えします。今回は「イーロン・マスクがSpaceXの宇宙服を公開」「さそり座アンタレスを高精細に捉えた写真」「歩行障害の子供にロボット外骨」といった話題をピックアップしました。

ナイキ、HyperAdapt 1.0を9月23日国内発売

ナイキが、自動的に靴ひもを調整するスニーカーHyperAdapt1.0を9月23日に国内発売します。直販サイトSNKRSのほか、店舗ではNike Harajuku、NIKELAB MA5、DSM Ginzaで販売するとのこと。税込価格は8万1000円。

HyparAdaptは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART II」で2015年の"未来"に登場した自動で靴ひもが締まるスニーカーを、米ナイキが現実に製品化した NIKE MAG をベースとした量産品。とは言っても、やはり数量が出る商品ではなく、当初はNike+アプリの登録ユーザーを対象とした抽選販売、その後もごく限られた場所でしか販売が行われませんでした。

今回は米国のほか日本、中国、英国、ドイツ、イタリア、フランスの各国主要店舗で順次発売するとのことで、ぐっと入手しやすくなっています。

[Source : NIKE]

編み込みカーボンナノチューブで発電する技術

ウェアラブルデバイスにとって、電源は常に付きまとう問題です。米国と韓国の共同研究チームは、カーボンナノチューブをコイル状に編み込み、ゴムのように伸縮させると発電する特性をもつ素材を開発しました。

この素材はTwitstronと呼ばれ、電解液中で変形・摩擦させることで自由電子が発生、1kgあたり250wを発電できるとのこと。これだけのエネルギーを発生すればLEDを光らせるには十分。実験室では、シャツにTwistronを織り込んで着用したとき、呼吸するだけでウェアラブルトラッカーを動かせるだけの電力が得られたとしています。

また、この素材約4インチほどを海に設置し、海水を電解液として波力による発電が可能かを確認したところ、わずかではあるものの発電することが確認できたとのこと。

カーボンナノチューブを使うもの全般に言えることではあるものの、研究者らは製造コストの問題が解決されるならば海洋の波力から膨大なエネルギーを得ることができるようになるはずだと語っています。
[Source : EurekAlert]

さそり座アンタレスのガス分布がわかる写真

 

天文学研究者のチームが、ヨーロッパ南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡Very Large Telescope Interferometer (VLTI) を使い、さそり座の方向にある恒星アンタレスの詳細画像を撮影しました。アンタレスは直径が太陽の600~800倍もある赤色超巨星です。

上の画像はピンぼけのようにも見えるかもしれませんが、これまでに撮影された太陽以外の恒星としてはもっとも精細なものといえます。

アンタレスが撮影に選ばれた理由は、恒星の進化の最終段階で起こる急激な変化の謎を調べるためとのこと。恒星の表面付近のガスの動きを見ることで、今後数十万年ほどで起こると考えられるアンタレスの超新星爆発の研究、また他の恒星の変化の予測に役立てられるとのこと。

研究者は「これまで太陽を研究対象とすることしかできなかった研究が別の恒星でも可能になれば、天体物理学を次の次元に引き上げることになる」としています。(下はガスの動きを表した加工画像)
 
[Source : ESO]


ロボット外骨格で歩行障害の子供に正常な歩行パターンを提供

アメリカ国立衛生研究所(NIH)が、脳性麻痺を持つ子供の歩行を助けるロボット外骨格を開発、7人に装着してテストし、6人がすぐに歩けるようになったと発表しました。このロボット外骨格は、さらに長期使用することで、子供たちに自然な歩行を取り戻させることが期待されます。

NIHのトーマス・ブレア氏は「私たちは(脳性麻痺のせいで屈曲歩行になってしまっている子どもたちが)外骨格の助けで得た歩行パターンを、外骨格をはずしても再現できるようにしたい」「まだ若いうちに屈曲歩行を改善できれば、生涯において移動の問題を軽減できるかもしれない」と語っています。

[Source : Science Translational Medicine]

イーロン・マスク、SpaceXのオリジナル宇宙服を公開

SpaceX CEOのイーロン・マスクが、オリジナルの宇宙服の写真を公開しました。ハリウッドのデザイナーが手がけたその外観はシンプルおよびスリムで、何故かアメリカ国旗が左右逆になっています。また、どことなく映画「インターステラー」や「オデッセイ」に出てくる宇宙服を思い出させます(実際には遥かにシンプルですが)

イーロン・マスクは、この宇宙服を「モックアップではない」としており、すでに真空状態でのテストも完了しているとのこと。非常にシンプルなデザインは、従来の宇宙服に比べて格段に動きやすそうであり、ヘルメットの可視性も高そうです。

おそらくイーロン・マスクは計画中の火星への有人飛行にこの宇宙服を使うことを考えているはずです。一方でSpaceXが当初から計画している商用宇宙旅行でもパイロットや乗客用として使われるかもしれません。

[Source : Elon Musk (Instagram)]
 
 

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