MVNOサービス「OCN モバイル ONE」を提供するNTTコミュニケーションズは、音声対応SIM契約者向けに、2種類の音声定額サービスを9月1日より開始します。



MVNO音声定額サービスは、各社が行っていますが、多くの場合は時間制限のあるかけ放題サービスとなっています。一方で時間制限のないかけ放題サービスは月額料金が高いという難点があり、その間を埋める「ちょうどいいかけ放題」サービスを用意したとします。


OCNの調査では、日常的に通話する相手は家族や友人など限られており、多くの場合、上位3カ所に通話の6割が集中していると報告しています。そのため、時間制限ありのかけ放題サービスでは超過分の通話料が負担となり、時間制限なしのかけ放題サービスでお得感のある通話はなされていないという現状に適したかけ放題サービスを設けるに至ったということです。



月額850円の「OCNでんわ トップ3かけ放題オプション」は、よく電話した上位3番号の通話料を定額とし、4位以下の通話を30秒10円の従量課金とするものです。上位3番号は自動で算出され、事前の番号指定や登録などは不要です。



月額1300円の「OCNでんわ かけ放題ダブルオプション」は、10分かけ放題サービスに加えて超過通話料の合計が多い上位3番号の通話料を月額1300円に含むとするプランです。つまり、合計通話時間が長くとも一回あたりの通話時間が10分以内の場合には10分かけ放題が適用され、10分以上通話して超過通話料が発生した通話を対象に上位3番号を定額にするというシステムで、全体の通話料を抑えることができます。


10分以上の長電話をあまりしない人はいままでの10分かけ放題で十分ですが、特定の相手との長電話が多い人にはトップ3かけ放題、仕事の打ち合わせなどで長電話をしたり多くの相手と通話するという人はかけ放題ダブルが適しているとしています。

事前登録や番号指定にしなかった理由としては、電話の買い替えで番号が変わったり、時として意図せず長時間通話しなければならない状況が発生するなどした場合にも、すぐに対応できるということ、登録制にした場合、翌月からの適用になったり、変更を忘れてしまい割引が適用されないなど、ユーザに不便を強いてしまうので、自動適用となったということです。どの番号が適用となったかは、通話明細にて確認できます。



OCNでは、MVNOの利用者のトレンドとして、最近では1台目の音声機能つきSIMでの契約が増えてきていると説明します。新規ユーザのうち、3割くらいが音声定額サービスに加入するそうですが、定額サービスに加入していながら1回も通話しない人もおり、万一かける際、長電話してしまい思いがけない通話料金になることを防ぎたいという気持ちがあるのではないかと分析。目的にあったかけ放題サービスによって、ユーザに安心も提供したいとしています。