Windows 10 FCUは8月23日にプレビュー版Build 16273をリリースし、これを境に正式版公開に向けバグ修正を主体とした最終調整段階に入るとしています。しかし、いまだマイクロソフトは正式版のリリース日を公表はしていません。
ただ、マイクロソフトは4月、Windows 10の機能的アップデートを3月と9月の年2回で実施していく方針としていました。それが予定どおりならば、そろそろ良い頃合いになりつつあると考えることもできます。
コンピュータ情報サイトのPC Worldは、レノボの新製品 Miix 520 の紹介ページにWindows 10 FCUのリリース日が10月17日と記されているのを発見し、これを報じました。10月となると「3月と9月」の方針が初回から崩れてしまうことになるものの、ソフトウェアの開発に遅れはつきもの。むしろ具体的な日程が示されたことで大型アップデートへ備える時間も取れそうです。
もちろん、10月17日は確定した日程ではありません。本家Engadgetはこの点についてマイクロソフトにコメントを求めており、何らかの返答が得られればこの記事も更新いたします。
ちなみに記事執筆時点で再確認したところ、うっかりWindows 10 FCUのリリース日を掲載したとみられるレノボのページがなくなっているのはともかく、PC Worldの当該記事までもがアクセスできなくなっています。
更新:マイクロソフトはIFA2017にて、Windows 10 Fall Creators Updateを10月17日にリリースすると発表しました。
・Windows 10 Fall Creators Updateは10月17日提供開始。マイクロソフトがIFAで発表