空飛ぶクルマのTerrafugiaを「ボルボの親会社」が買収。拠点は米国のまま開発人員を3倍に増強

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Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2017年11月15日, 午後 05:00 in Transportation
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ボルボやロータスの親会社として知られる、中国の浙江吉利グループ(浙江吉利控股集団)が、フライングカーを開発する米国のスタートアップTerrafgiaを買収したと発表しました。吉利による買収話は夏頃からうわさとして伝えられていました。買収にあたり、Terrafugiaは吉利の100%子会社となるものの、企業としての本拠地は現在の米国のまま変更せず、浙江吉利が資金と吉利自動車で得たノウハウを提供して、フライングカーの開発を継続します。また、Terrafugiaの経営陣には吉利の役員と、ベル・ヘリコプター(ボーイングとV-22オスプレイを開発した企業)の中国担当役員を務める人物が加わります。

米国スタートアップが中国企業に買収されることについては、経済的な損害を懸念する声も一部にあがっていたものの、Terrafugiaは吉利からの資金によってエンジニアをこれまでの約3倍、100人体制に補充することができ、米国内での雇用創出に貢献していると火消しのコメントを出しました。

Terrafugiaは現在開発中の折畳み翼式フライングカー「TF-X」を2019年より販売し、2023年から納入を開始する計画です。しかし、これまでの様子をみるかぎり吉利の資金とノウハウを得たとしても、そのスケジュールは不確定と言わざるをえません。

個人向けフライングカー市場の確立にはまだ様々な問題の解決が必要であり、それはいまだSFの世界の話にも思えます。雰囲気的には、むしろ自動操縦化された数人乗りマルチコプター/ドローンタクシー市場のほうが先に"離陸"しそうな気配です。
 
 
 

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