蚊の繁殖場所探しにドローンとスマホ活用、タンザニアでマラリア蔓延防止に効果発揮

午前にドローンで調査し、午後からスマホ手に場所の特定と駆除

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2017年11月27日, 午後 04:00 in Medicine
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Macro of mosquito (Aedes aegypti) sucking blood close up. Mosquito is carrier of Malaria, Encephalitis, Dengue and Zika virus
タンザニア・ザンジバルにある世界遺産の街ストーン・タウンでは、長年に渡ってマラリア感染症を媒介する蚊との戦いが続いてきました。人々にとって、マラリア蚊の幼虫の居場所を探し出して駆除するのは経済的時間的な負担がのしかかります。しかし、最近はドローンがマラリア蚊の駆除に一役買うようになってきました。英国のアベリストウィス大学はザンジバル・マラリア蚊駆除プログラムに協力し、マラリアを持つ蚊の繁殖場所を特定する作業にドローンを活用し始めました。

作業にはDJIの市販ドローンPhantom 3を用い、約20分間ある飛行時間で大きな水田地帯を飛び回り、取得したデータからその日のうちに蚊の繁殖場所を特定し、そのエリアを駆除チームのスマートフォンに転送することで、成虫が飛び立つ前の繁殖場所にピンポイントで駆除剤の散布ができます。

直接ドローンで駆除剤を散布すれば...と考えるかもしれないものの、ドローンを使う場合、近くにいる野生動物の生息場所にまで駆除剤が飛んでしまったり、近隣に家屋がある場合のプライバシー侵害の問題もあります。

まだドローンがそれほど一般的でない段階であるため、プログラムのチームは住民たちがもっとテクノロジーに慣れて受け入れてくれるよう願うとしています。


 

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