スマホに届く「噴火速報」、草津白根山噴火では出せず──気象庁

噴火「警報」はETWSに対応

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2018年01月23日, 午後 08:04 in disaster
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草津白根山が噴火し、付近のスキー場で噴石や雪崩の被害が発生した災害について、気象庁は「噴火速報」を事前に出せなかったことを明らかにしました。同速報はスマートフォンでも受信することができます。

●御嶽山噴火を教訓に導入

「噴火速報」は、58人もの死者を出した2014年の御嶽山噴火を教訓に、気象庁が2015年に導入したもの。登山者や周辺住人に噴火を迅速に知らせることが目的で、草津白根山も監視対象に含まれています。

なお「噴火速報」ではなく、噴火の危険度を予報する「噴火警報」は、Jアラートや緊急地震速報、津波警報と同じく緊急警報(ETWS)に対応。スマートフォンでアラートを受け取れます。一方で「噴火速報」がETWSに対応しているかは現在気象庁や大手キャリアに問い合わせ中です。

▲噴火の危険を予報する「噴火警報」はETWS(緊急警報)に対応している


なお、気象庁のホームページによると、スマホで「噴火速報」を受信するには、ヤフージャパンが提供する
「Yahoo! 防災速報」や、日本気象株式会社の提供する「噴火速報アラート」などのアプリをインストールする必要があるとしています。



●噴火速報を出せなかった理由

なお、今回の草津白根山噴火において「噴火速報」を出なかった理由について、気象庁の話として産経新聞は次にように報じています。

複数の火山で構成される草津白根山の主な火口である湯釜火口に観測態勢を集中しており、今回噴火した本白根山には監視カメラなどがなかった。このため、爆発的噴火の発生時に観測される空振も確認することができず、発生直後に火山噴火と断定することができなかったという。

 
 

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