エイサーが初のChrome OSタブレット Acer Chromebook Tab 10 を海外で発表しました。

Google の Chrome OS は管理のしやすさや価格の安さから主に法人向け・教育市場向けとして普及していますが、従来はノート型かコンバーチブル型のタブレット兼用がほとんどで、純粋なタブレット製品はエイサーによれば初めて。

9.7インチの画面サイズでペン入力にも対応すること、比較的安価な教育向けであることなど、まもなく発表が見込まれるアップルの安価な教育向け iPad と直接競合する製品です。






主な特徴と仕様は、9.7インチ2048 x 1536 IPS液晶ディスプレイ(iPadと同じ)、タッチと電池不要のワコム電磁誘導ペン対応、Androidアプリにも対応、背面5MPカメラ、前面2MPカメラ、バッテリー駆動時間9時間など。

そのほか、iPadよりやや重い550g、Chromebookでよく使われる RockChip製クアッドコアプロセッサ OP1 (Cortex-A2 x2 とA53 x2)、4GB RAM、32GB内蔵ストレージ、マイクロSDスロット、USB 3.1 Type-C Gen 1 ポートなど。

タイプCコネクタは充電のほか、外部ディスプレイにも直接接続できます。

教育市場向けとして、VR/ARで美術鑑賞や社会科見学ができるGoogleの教育向けツール Google Expeditions にも対応を予定します。

価格は米ドルで$329~。北米では4月以降に法人・教育機関向けに販売予定です。

安価な教育向け Chromebook は199ドルの製品もありますが、Acer Chromebook Tab 10は USB Type-C やそこそこのスペック、ワコムEMRペン対応で329ドルという価格。

参考までに、昨年発売されて好調な 無印 iPad は一般向けに349ドル(日本で3万7800円)+税。教育市場向けにはもう少し安い値段で販売しています。

日本ではほとんど見ないChromebook ですが、特に米国では教育機関向けに猛烈な勢いで普及しており、またWindows 10ノートもこの市場を狙ったマイクロソフトのOSライセンス戦略で安価なモデルが増えてきたことから、伝統的に教育市場向けが強かったアップルは後塵を拝する状況です。

まもなく発表が見込まれるアップルの「教育市場向け iPad」は安価でありながら、従来は高価な Pro モデルにしか対応しなかったApple Pencil も使えるのでは?とうわさされています。(イベントのロゴが手書きの林檎であることなどから)。

どちらの製品も日本の一般消費者が同じ価格で買えるかはまだ分かりませんが、うわさの新 iPad がなおさら気になるニュースです。