VSS Unity First Powered Flight, April 5, 2018

英国の大富豪リチャード・ブランソンが設立した宇宙旅行会社Virgin Galacticが、2014年の墜落事故以来、初となるSpaceShipTwoのエンジン点火飛行試験を実施しました。

事故後建造されたSpaceShipTwo 2号機「VSS Unity」は、これまで幾度かの滑空試験を行い、ようやくのエンジン点火飛行となります。VSS Unityはモハベ空港からWhite Knight Two通称「VMS Eve」に抱えられて空へと飛び立ち、約14kmの上空で分離。そこからエンジンに点火して30秒間、最終的に音速を超えるマッハ1.87まで加速し、約25.7kmの高度に到達しました。この様子を見たブランソン卿は「やっともとの軌道に戻った」と宣言しました。



2014年の事故によって、Virgin Galacticの計画は大きく遅れることになりました。新たな機体VSS Unityを製造してから今回のエンジン点火試験までのあいだに、Virgin Galacticは何度もVSS Unityの滑空試験を繰り返しました。


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CNBCによればVirgin Galacticは事故の再発を防止するため、VSS Unityの設計に若干の変更を施しました。また現在、Virgin Galacticは2機のSpaceShipTwoを開発中とのこと。今後も飛行試験が順調に進めば、アマゾンのジェフ・ベゾス率いるBlue Originとともに、だれもが宇宙空間を体験できる時代がいよいよ現実のものになってきそうです。