MENLO PARK, CA - APRIL 05:  A sign is posted outside of Facebook headquarters on April 5, 2018 in Menlo Park, California. Protesters with the activist group "Raging Grannies" staged a pdemonstration outside of Facebook headquaters calling for better consumer protection and online privacy in the wake of Cambridge Analytica's unauthorized access to up to 87 million Facebook users' data.  (Photo by Justin Sullivan/Getty Images)
当初27万人と言われのちに約5000万人に膨れ上がり、最終的に約8000万人もの個人情報が不正流用されたことを認めたFacebookですが、そのデータ収集に使われたのはFacebookアプリでした。

そして、Facebookは同じようにFacebookアプリでデータ収集を行っていた分析会社「CubeYou」のアカウントを停止処分にしたと発表しました。CubeYouは「非営利の学術研究目的」としてクイズアプリで情報を収集していたものの、その情報を広告主に提供したとのこと。CNBCによると、CubeYouはFacebookユーザーの名前、電話番号、職歴、友人との関係ステータスといった情報をアプリで収集、広告主が扱いやすいよう情報を他のソースにマッチさせたりリンクしたりしてプロファイルを強化していました。

ただ、CubeYou CEOのFederico Treu氏は、(Cambridge Analyticaのように)直接アプリを使ったユーザーだけでなくその友人の情報にまでアクセスしたりはしていないと主張しています。また、アプリを紹介するウェブサイトには、情報が第三者に渡される可能性がある旨を明示していたと述べています。

CubeYouのパートナーにはGoogle、L'Oreal、Geicoなど各分野の大手企業や、広告代理店が含まれているものの、特定の顧客の広告戦略にFacebookで収集した個人情報がどれほど影響したかはわかりません。

Facebookが、ユーザーの個人情報をその収集目的を超えて使用する企業に対処を進めるのは当然で、数日前にはCambridge Analyticaの親会社と関わりの深い別のデータ分析会社のアカウントも停止させています。ただ、学術目的を装ってユーザーの情報を販売にまわす例は実は大量にあるのではないかという気もしないでもありません。とくにユーザーの食いつきが良さそうな「クイズアプリ」や「診断アプリ」の類は、重点的かつ徹底的に調査をして欲しいところです。

ちなみにCubeYouへの対処は、Facebookが個人情報の流用を直接みつけたからではなく、CNBCの報道をうけてからのことでした。4月11日には米国議会にマーク・ザッカーバーグCEOを呼んでの公聴会も予定され、おそらく内部はドタバタしているであろうものの、問題への対策もきちんと実行されることを祈るばかりです。