AIを手軽に利用できるようにした、Makerコミュニティ向けのGoogle AIY Project。昨年はスマートスピーカーのVoice Kitと、スマートカメラVision Kitの2つがリリースされていました。


もともとはMakerコミュニティ向けとあるように、どちらかというとギーク層に向けたキットとしてリリースされていました。しかし、STEM教育(Science, Technology, Engineering and Mathematics、ようするに理工学系教育)のツールとしての引き合いが多く、今後も多くの需要が見込まれるとのことで、セットアップが簡単になった新バージョンをリリースしました。

新バージョンには、これまで別売りだったRaspberry Pi Zero WHとUSBケーブル、必要なソフトが入ったSDカードが同梱されます。Vision KitにはRaspberry Pi Camera V2も含まれており、どちらのキットもmicroUSB経由で5V/2.1Aを共有できる電源だけ用意するればすぐに組み立て・使用可能です。なお、新たなに「Made by you with Google」のロゴも追加されています。

従来は初期設定にマウスやキーボードなどの接続が必要でしたが、Android用のコンパニオンアプリ「AIY」がGoogle Playで公開されました。これを使うと、スマートフォンからネットワークなどの設定が行えるとのことです。

新バージョンは米国ではすでにTarget.comで販売中(残念ながら日本への発送は不可)。Voice Kitが49.99ドル(約5300円)、Vision Kitは89.99ドル(約9600円)。前モデル同様、今後世界中で販売を行うとのことです。

Voice Kitは日本でも発売されており、この新バージョンの国内販売も期待したいところです。