SpaceXが、ケプラー宇宙望遠鏡の後継となるトランジット系外惑星探索衛星(TESS)の打ち上げに成功しました。月曜日の打ち上げを延期して臨んだ日本時間午前7時50分ごろの打ち上げは、危なげなくTESSを宇宙に送り出し、1段目ブースターの海上着陸も成功させています。軌道に投入されたTESSはその名の通りトランジット法とよばれる、太陽系外の惑星がその主星の前を横切った際に起こる恒星の光量変化によって惑星を探索する衛星。現在、いままでこの役割を担ってきたケプラー宇宙望遠鏡すでに寿命期を迎えています。ケプラーの400倍もの範囲を観測予定のTESSでは、地球から30〜300光年という比較的近い空間での惑星探索をおこない、発見した惑星の質量や軌道に関するデータ収集を行います。2年間の観測では1000から最大1万の惑星発見が期待されており、運が良ければ、陸と海と青い空を持つ居住可能な惑星も見つかるかもしれません。

月曜日の打ち上げ延期はロケットのナビゲーションおよび航行制御システム(GNC)を解析修正するためのものでした。これを48時間で完了したSpaceXはFalcon 9ロケットを日本時間4月19日午前7時51分に打ち上げ、順調に高度を増し1段目ブースターを分離、程なくしてブースターは海上で待つ無人船"Of Course I Still Love You"に通算24度目の垂直着陸を成功させました。

ロケット上段部は、予定高度に達したところでTESSをリリースを完了し、NASAは太陽電池パネルの展開も成功したとツイートしました。