[Engaget US版より(原文へ)]

運転車は、運転によるストレスをもっとも多く受けますが、同乗者もまた不安を感じていることを忘れてはなりません。長い一日の仕事が終わった後(またはTwitter荒しと戦った後)、お抱え運転手付きの車で家に帰るとしても、なかなか気分は安らぎません。VolvoのS90 Ambience(アンビエンス:雰囲気という意味)コンセプトカーには、後部座席に座った人の緊張を解きほぐす機能が備わってます。

北京オートショーのために特別に作られ公開されたS90には、「オーディオと匂いがシンクロする7つの視覚的テーマ」が備えられています。同乗者は背もたれを倒し、天井に映し出される癒やしの映像を見ながら、音楽を聴き、センターコンソールの専用の口から流れ出る「特別仕立ての4つの香のうちのひとつ」に包まれるという贅沢が味わえるのです。

Volvoによると、このコンセプトカーは、とくに中国市場のために開発されたとのこと。Volvo Cars特別車両開発部の上級商品担当マネージャーMartin Anderssonは、このコンセプトカーは「ときに目まぐるしい中国の都市環境とのコントラストをもたらすもの」だと語っています。

このコンセプトも車両も、特別な地域を意識して作られていますが、未来の自動車にこうした機能が搭載されるであろうことは、想像に難くありません。BMWAudiといった自動車メーカーは、未来のロボットカーに乗ったとき、人は車内で何をして過ごすかを考える研究を、すでに始めています。たぶん、仕事から帰る道すがら、美しいライトショーが楽しめるようになるでしょう。Twitterでケンカするよりはマシです。


編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文著者:Roberto Baldwin