ギブソンといえば2012~2013年に日本の「オンキヨー」および「ティアック」をたてつづけに傘下に収め、さらに2014年にはオンキヨーが「パイオニア」のAV事業を傘下に収めたことで、日本のオーディオブランド3つがギブソンの下に肩を並べる格好となりました。またこの時期には、オランダ「フィリップス」のオーディオ機器部門もまたギブソングループに加わりました。
ギブソンとしては各ブランド間でのコラボを含めたシナジー効果にも期待していた模様で、たとえばオンキヨーとティアックで、ハイレゾ対応のポータブルヘッドホンアンプを共同開発したりしていました。
%Vidible-5ae8a9b6ae6cdf096bf7003d%ギブソンのギターといえば、Guns N' RosesのスラッシュやNickelbackのチャド・クルーガー、AC/DCのアンガス・ヤングをはじめ、膨大な数のギタリストが愛用しています。日本ではB'zの松本孝弘が日本人初のシグネチャーモデルを製作したことでも話題となりました。
ギブソンは近年、ユーザーのあいだでも主力製品であるギターの品質低下が囁かれている状態でした。一方で上記のマルチブランド戦略もグループの負債拡大の一因となっており、今回の破産法申請時の負債額は最大5億ドル(約548億円)に上ると報じられています。ちなみにギブソンは今年はじめに経営難が報じられており、その後オンキヨーの株式も売却しています。
ギブソンは近年、ユーザーのあいだでも主力製品であるギターの品質低下が囁かれている状態でした。一方で上記のマルチブランド戦略もグループの負債拡大の一因となっており、今回の破産法申請時の負債額は最大5億ドル(約548億円)に上ると報じられています。ちなみにギブソンは今年はじめに経営難が報じられており、その後オンキヨーの株式も売却しています。