Googleがアプリとアプリ開発者向けの新しいトップレベルドメイン(TLD)「.app」の一般登録を開始すると発表しました。

TLDはgoogle.comの「.com」に当たる部分。Googleは、2015年にこの「.app」を2500万ドル(約27億5000万円)で取得。すでにいくつかのサイトが運営されていますが、5月8日から一般登録を開始するとのことです。

Googleは、.appをアプリやアプリ開発者向けと位置づけています。「アプリ名.app」というURLは確かにわかりやすく、アプリの公式サイトには適していると言えます。また、ユーザーもアプリの情報を見つけやすくなりそうです。

なお、.appは暗号化されたHTTPS(https://~)アクセスが必須のドメインとなります。Googleは暗号化されたHTTPS接続を推奨しており、2018年7月にリリース予定のChrome 68では、従来のHTTPサイトで「セキュリティではない」との表示を開始します。.appのHTTPS必須化は、HTTPSへの移行を促す意味もあります。

HTTPS必須化には、HSTSプリロードが使われます。これは、HTTPSアクセスが可能なサイト(HTTPSしか提供していないサイト)のリストを作成し、ブラウザがこのリストを参照することで、HTTPにアクセスしようとした場合にブラウザが自動的にHTTPSに接続しにいくというものです。このリストに「.app」ドメインを登録しておくことで、HTTPでは接続できず、常にHTTPS接続となるわけです。この技術、Chromeはもちろん、IE、Edge、Safari、Firefoxなど主要なブラウザがモバイル版も含め対応しています。

ちなみに一般登録は受け付けていませんが、.googleドメインがすでにHTTPS必須のドメインとして運用されているとのことです。このドメインはGoogleの公式ブログ(https://blog.google)で使用されています。

.appドメインの登録は、5月7日までは早期アクセスプログラムとして、追加費用を払うことでドメイン名を予約することが可能。5月8日以降は対応レジストラで一般登録が開始されます。