iPhoneでもGoogleデータをより安全に。Google「高度な保護機能」がiOS標準アプリにも対応

盗聴やフィッシング、なりすましなどに強くなります

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年05月4日, 午後 06:30 in security
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昨年10月、Googleは、セキュリティを強化した「高度な保護機能プログラム(Advanced Protection)」の提供を開始しました。これは、政治家やジャーナリストなど、他の人よりもオンライン攻撃の対象になりやすい、セキュリティリスクが高い人に向けたもの(ただし一般ユーザーでも使えます)。


これを適用すると、ログイン時には物理的なセキュリティ(認証用Bluetooth機器など)が必須となるほか、GmailやGoogleカレンダーなど、Googleデータへのアクセスは同社の純正アプリに限定され、サードパーティアプリは使うことができなくなります。これにより、万が一の際のセキュリティを向上させるというプログラムです。

ただ、Google製アプリしか使えないのでは、必然的にiPhoneなどiOSデバイスでは利用しづらくなってしまいます。世界的に見ればAndroidのシェアが9割を超えているとはいえ、高度な保護機能プログラムの対象となる人が多そうな先進国では、iOSのシェアも高めなのも事実です。

これが理由なのかは定かではありませんが、今回この保護プログラムが更新され、Google謹製アプリのみの制限を緩和。iOSデバイス上のMail、カレンダー、連絡先など、AppleネイティブのアプリでもGoogle側のデータにアクセスが可能となりました。

これまでは上記の理由から、iOSでは実質的に利用が難しかった同プログラム。ですが、今後はAppleの純正アプリで利用できるなら、使ってみようと考える人も増えるかもしれません。

またGoogleは、今後も高度な保護プログラムで利用できる、信頼できるアプリケーションのリストを増やして行くとのこと。このリストが公開されるなら、同プログラムに参加しないユーザーにとっても、安全性が高いアプリを確認できるリストとして使えそうです。

なお、Googleは今回の発表に合わせ、オンライン攻撃のリスクに晒されているすべてのユーザーが高度な保護機能プログラムに登録することが目標だとしており、そのために世界中のユーザーがプログラムに簡単にアクセスできるよう努力すると表明しています。

 
 

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