Galaxy Note8でどこでも身軽に快適生活。もっと便利に! と思うと、欲しくなってくるのがBluetoothイヤホンです。オリジナルの「Gear IconX」(以下、IconX)は管理アプリもプリインストールされており、使えば使うほどにNote8との相性のよさが感じられるはず。Note8ライフをさらに充実させるならGalaxyの周辺機器にも注目です。
活動量もわかるスタミナ抜群のワイヤレスイヤホン
IconXは、Android 4.4 KitKat以上、かつRAM 1.5GB以上のスマートフォンで利用できる完全独立型Bluetoothイヤホン。Gaslaxyスマートフォン以外でも使えるので、詳細は動作検証済スマホを要チェック。
IconX本体に約4GBのストレージと82mAhのバッテリーを内蔵しており、最大1000曲の音楽を保存できるので、スマートフォンの接続がなくても音楽が聴けます。スタミナも十分。本体内の音楽の連続再生なら約7時間、スマートフォン内の楽曲を聴くなら約5時間連続で使えます。
専用の収納ケースが充電器(340mAh)も兼ねているので、収納するだけで充電できます。しかも約10分の充電でおおよそ1時間利用できるので、ふいの充電忘れに気づいても大丈夫。収納ケースそのものもポータブルバッテリーで充電できるので、旅行など移動中の長時間利用が想定される場合も安心できるはず。
操作しやすいのが、両方のイヤホンともに使えるタッチパッドです。操作は以下の通り、指先でイヤホンをタップやスワイプ、長押し。これ結構便利ですよ。
- シングルタップ:曲の再生・ポーズ
- ダブルタップ:次の曲の再生、電話の受話・終話
- トリプルタップ:前の曲の再生
- タップして長押し:メニューの読み上げ、着信拒否
- ダブルタップして長押し:次のプレイリスト再生
- 上下にスワイプ;ボリュームのアップ/ダウン
レジでちょっと音量を下げたいとき、もう1度同じフレーズを聞き返したいとき、すぐ曲を止めたいときなどスマートフォンの音楽プレイヤーを開かずにコントロール可能。操作は手がすぐに覚えてしまうので、離れられなくなること間違いなし。
IconXはタッチセンサーだけでなく加速度、赤外線センサーも搭載されており、フィットネストラッカーとしても機能するというのも非常にユニークです。
自動トラッキング機能があり、10分以上のウォーキングまたはランニングを検出すると記録します。歩行/走行ペースを褒めてくれることもあり、なんだかパーソナルトレーナーを連れているようで嬉しい気分にも。活動量計を使う習慣はなくても、音楽を聴きながら歩いているうちに、それがエクササイズになってしまうというわけ。
これだけの機能を凝縮しつつ、1つのサイズは約18.9 x 約21.8 x 約22.8mmで重さ8g。装着感はとても自然で、見た目もオシャレがありませんか。カラーバリエーションは黒、グレー、ピンクの3色で、S、M、L3つのウィングチップとイヤチップを同梱しています。
やっぱりワイヤレス!
続いて、IconXを使う中で気に入ったポイントを紹介していきます。まず準備が簡単! 充電は専用ケースに入れるだけなので手間いらず。ペアリングもNote8にプリインストールされていた専用アプリ「Galaxy Manager」上であっさり完了。電源ボタンはないのですが、ケースを開ければ電源が入り、取り出せば端末と再接続されて準備が整います。これ、ほんっとに楽ちんですよ。
▲Gear Managerのメニュー画面
そしてやっぱりワイヤレス最高!上着の脱ぎ着、バッグの取り扱いに気を使うこともありません。このすべてが自由になる解放感は体験してしみじみ感じられる点。実はケーブルがあっても慣れているから困らないと思っていましたが、ケーブルレスになった瞬間に「!」と気づいちゃいました。
加えて、ウィングチップの存在が安心感を増してくれました。インナーイヤータイプなので、そう簡単に取れないだろうとは思いつつ、やはり紛失は心配になります。その点IconXは耳にすっぽり納まるので、頭を激しく振っても落ちません。
もちろん、耳の形やサイズは人それぞれなので、すべての人に言えるとは限りません。標準ではそれぞれMサイズがセットされていますが、SとLも同梱されているので、自分の耳のサイズにあうものに付け替えられます。
▲3サイズ同梱されているので、必要に応じて付け替えられます
操作面においては、なんといってもタッチパッド操作が非常に便利。装着して1タップで曲の再生が開始します。急に曲を止めたくなったらやっぱり1タップ。左右どちらのタッチパッドでも操作できるので、空いている手で操作できるのがいいですね。これは素晴らしい!
さらに「外音取り込み」機能も知っておくと便利。IconXにノイズキャンセリング機能はありませんが、その形状ゆえに外音はかなり遮断されます。移動中、作業中に聞き逃したくないアナウンスや音もあるでしょう。そんなとき有効にしておくと、マイクが外音を拾ってくれるのです。
電車の中で、スマートフォンの操作や音楽に没入して、うっかり駅を乗り過ごすことが多い方、ウォーキングやジョギング中にIconXで音楽を聴きたいという方にはおすすめ。また、自分の声もしっかり聞こえるので、知らずに大声になってたなんてことも避けられます。
「外音取り込み」の設定は「Galaxy Manager」で行います。両方のイヤホンを耳に装着している前提になるので、片側だけはずすと無効になってしまうのでご注意を。
このほか、音楽の流しっぱなしとバッテリーロスを防ぎやすい構造も、うっかりしやすい人には便利です。片側だけ耳から外しても音楽は止まりませんが、両方外すと自動的に停止。ケースに収納してふたを閉じると電源もオフになるのでバッテリーを無駄にしない仕組み。ヘッドホンを外しているのに電源つけっぱなしだった......。そんな心配も無用というわけです。
使っているだけで活動量を記録!
ガチで運動したい人から、あえての運動なんてという方まで、広く役立ちそうなのがIconXのフィットネストラッカー機能でした。打ち合わせから帰宅中、突然IconXから「理想的なペースですね!その調子です」と言われたのです。さらに帰宅してしばらくしたら「素晴らしいウォーキングでした。お見事です」と褒められました。唐突だったので最初は驚きましたが、それだけでも気づきにつながり、繰り返し使っているうちに「そろそろ言うかな」と思うようになるなど、もっと歩こうといった前向きな意識が芽生えてきました。
また、本格的にエクササイズしようと思ったら、コーチメニューの出番です。10種類のコーチング機能が用意されており、段階に応じて変えられます。
- 軽いウォーキングのコーチング
- 早歩きのコーチング
- 軽いジョギングのコーチング
- 軽めのランニングのコーチング
- パワーウォーキングのコーチング
- カロリー消費のコーチング
- 耐久ジョギングのコーチング
- 持久走のコーチング
- 速度増加のコーチング
- 速度維持のコーチング
測定結果はアプリ「S Health」に記録されます 。ワークアウト時の必須アイテムの1つがイヤホンなので、兼用できるというのは効率的。まだアクテビティトラッカーは持っていない、手首になにかつけるのは好きではない、ワークアウトするときだけ欲しいと言った方によさそうです。