電子ペーパー画面のスマホが年内登場予定! Onyxが製品開発を表明:Japan IT Week

目に優しくて電池が長持ち、モノクロディスプレイのスマホがやってくる

山根博士 (Yasuhiro Yamane)
山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年05月11日, 午後 06:20 in smartphones
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電子ペーパーをディスプレイに採用したタブレットの専業メーカーとなるOnyx。同社は日本でも先日、タッチパネル対応でペンで手書きのできる10.3インチのAndroid OS搭載モデル「BOOX Note」をリリースしたばかりです。

そのOnyxが、2018年5月9日から東京ビッグサイトで開催中のJapan IT Weekに出展。BOOX Noteなど最新モデルを中心とした展示を行っていました。

今回の展示での注目製品は、BOOX Noteより一回り以上も大きい13.1インチの「BOOX Max 2」。世界初を謳う、電子ブックリーダーとモノクロモニタという2つの用途に使える「デュアルモード電子ペーパーデバイス」です。ディスプレイとしては、搭載するHDMI入力で機器と接続します。

単体では大型のモノクロタブレットとして利用可能。電子書籍や電子コミックをこの大画面で読むと、まるで雑誌を読んでいるかのようなイメージになります。なおOSはAndroid 6.0でワコムペン対応。このあたりはBOOX Noteと同様です。



そしてノートPCからHDMIケーブルで接続すると、13.3インチ、2200×1650ピクセルの外付けディスプレイとして利用できます。PCのディスプレイで写真を加工しながら、BOOX Max 2の電子ペーパーディスプレイでテキストを打つ、といったように、ライター業に最適な使い方もできそう。
ケーブル1本で接続できるので、使い方も簡単です。



この他にも6インチクラスのタブレットも数モデルが展示されていました。これらは独自OS搭載で、電子ブックリーダー専用端末です。



Onyxの製品はWi-Fiを搭載しており、コンテンツのダウンロードはこちら経由で行います。またBOOX NoteやBOOX Max 2は、Wi-Fiでネット接続し内蔵ブラウザでブラウジングなども可能です。でもモノクロとはいえ大画面でペンが使えるとなれば、いつでもどこでもネットにつなぎたくなりますよね。

実はOnyxは2014年に世界初の電子ペーパー搭載のスマートフォン「BOOX E4.3」を出したことがありました。しかしOSはAndroid 2.3、CPUはFreescaleのシングルコア1GHz、RAM 512MB、ROM 512MB、4.3インチ800x480ピクセルディスプレイ、さらに通信方式はGSMのみと、当時としてもスペックは低いものでした。
超小型の電子ブックリーダーにAndroid OSを搭載し、ブックリーダーなどをアプリで対応させるという実験的な製品だったのでしょう。

今回、Japan IT WeekのOnyxブースで関係者に話を聞いたところ、LTEに対応した電子ペーパー搭載スマートフォンを現在開発中とのことです。早ければ年末には製品を紹介できるかもしれないとのこと。

ここ数年の間に片面がカラーディスプレイ、もう片面が電子ペーパーの両面スマートフォンはYota Devicesなど何社かが製品化していますが、Onyxの製品は電子ペーパーのみになるようです。



ディスプレイサイズは5インチ台後半あたりでしょうか。BOOX Max の2ようにHDMI入力端子を持ち、PCの小型サブディスプレイとして使える機能があったら意外と便利かもしれません。

スペックや価格は未定ですが、ミッドレンジクラスで5万円程度だったらサブ端末として使うのもよさそう。製品の登場がいまから楽しみです。

 
 

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