今月始めに発表されていたAndroid向けのSteam Linkアプリが、まだベータ版ではありますが、Google Playからダウンロード可能となりました。5月21日週が予定されていましたが、少し前倒しでの配信となっています。

Steam Linkアプリは、PC上のゲームプラットフォームSteamをAndroid端末上でプレイできるようにするもの。ただし、単独でプレイできるわけではなく、PC上で動作するSteamの画面をストリーミングする仕組みです。

Steamには、すでに同じ名前のハードウェアSteam Linkがあります。これはセットトップボックスをテレビやモニターに接続することで、離れた場所にあるPCのSteamゲームをリビングなどでプレイできるもの。今回リリースされたSteam LinkアプリはこれのAndroid版です。

使用するにはPCと同じネットワークに接続されている必要があります。Wi-Fiの場合には5GHz帯での接続を推奨。また、マウスの左右クリックやキーボード入力はサポートされていますが、PS4のリポートプレイのように専用のゲームインターフェースがあるわけではありません。このため、ゲームプレイには別途コントローラが必須です。Steam Controllerのほか、一般的なBluetoothデバイスもサポートされています。

Steamを提供するValveのソフトウェエンジニア Sam Lantinga氏が、エンターテイメント系総合サイトのVarietyに語ったところによると「有線ネットワークと強力なクライアントデバイスがあれば、4K 60fpsでのストリーミングも可能」とのことです。

スマートフォン単体で、ベッドで横になりながら快適にゲームをプレイするのは難しいですが、Android TVなどで使うには良さそうです。

なお、iOS向けは現在審査待ち。いつ利用可能になるのかはわかりませんが、iOS10以降で動作し、Apple TVでも利用可能になるとのことです。

余談ですが、SteamのBig Pictureモードを終了したところ、デスクトップ全体がストリーミングされていました。これはこれで別の使いかたができるかもしれません。


▲ピンチイン、アウトでズームも可能