Googleがスタンドアロン型のARヘッドセットを開発中との噂。クアルコムのIoT向けSoCを搭載か

Google Glassの知見を活かした新たな挑戦。リリース時期は不明

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年05月22日, 午後 01:45 in wearables
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An employee demonstrates how a pair of Google Glass connected glasses are capable of reading barcodes on day three of the Mobile World Congress in Barcelona, Spain, on Wednesday, Feb. 26, 2014. Top telecommunication managers will rub shoulders in Barcelona this week at the Mobile World Congress, Monday, Feb. 24 - 27, a traditional venue for showcasing the latest products for dealmaking. Photographer: Angel Navarrete/Bloomberg via Getty Images
Oculus GoやMirage Soloなどスタンドアロン型のVRのヘッドセットが話題を集めていますが、GoogleはARヘッドセットの開発も行っているようです。

Googleが開発しているARヘッドセット、コードネーム「Google A65」はPCやスマートフォンとの接続を必要としないスタンドアロン型。QualcomのIoT向けチップセットQSC603を搭載し、製造は台湾のOEM・ODMメーカーQuantaが担当すると、ドイツメディアWinfutureが報じています。なお、QuantaはGoogleのタブレット Pixel Cの製造も行っていました。

QualcommのQSC603は同社初のIoT向けSoC。1.6GHz x2 + 1.7GHz x 2の4コアで、GPUにはAdrena 615を搭載します。Bluetooth 5.1にWi-Fiは802.11 a/b/g/ac/nをサポート。ディスプレイ表示はQuad HD(2560×1440)に対応。4K UHDの外部出力も可能です。ただし、LTEモデムなどは搭載していません。

Google A65は、まだ開発の初期段階にあるとのことで、リリース時期を含め、詳しいことはわかっていません。ハードウェア仕様もまだ固まってはおらず、より強力なQSC605(8コア)を採用する可能性もあるようです。

GoogleのARヘッドセットといえば、一般消費者向けを断念し、企業向けとして生き残ったGoogle Glassを思い出します。ただし、Google自身はGoogle GlassをARとは言っておらず、あくまでも視界の中に情報が表示できるスマートグラスとの位置付けです。そのため、表示は視界の中に小さなウインドウが浮かんでいるだけといったものでした。

対して最近のAR/VRヘッドセットは視野角も広く、Microsoftの「Hololens」に代表されるように現実の景色の中に情報を重ねて表示可能です。Magic Leapが手がける「Magic Leap One」や、毛色は違いますが、LenovoのジェダイチャレンジもARヘッドセットです。


Google Glass発表時には奇妙に映っていた装着姿も、今では違和感が薄れてきているはず。Googleは、ハードウェア的にはGoogle Glassで培ったノウハウを持っており、ソフト面ではARプラットフォームであるARCoreに力を入れてきているところです。それだけに、Googleの次期ARヘッドセットには期待したいところです。

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