Googleが力を入れているARプラットフォーム「ARCore」。スマートフォンのカメラを使い、実際の風景の中に様々な映像を重ねることができるもので、最近では、空間に絵を描き、それを共有できる「Just a line」などのアプリもリリースされています。


そのARCore、利用するにはハイエンドな対応端末が必要なほか、Google Playからアプリをインストールする必要があります。このため、Google Playが使えない中国ではARCoreを利用できませんでした。

しかし、Googleは、中国で発売しているXiaomiのベゼルレス端末 Mi MIX 2SをARCoreサポート端末に追加すると発表しました。肝心のアプリは、Xiaomi独自のアプリストアで配信するとのことです。

中国でスマートフォンを販売しているメーカーは、利用できないGoogle Playの代わりに各社独自のアプリストアを展開しています。これらのアプリストアを使いGogole自身のアプリを配信するのは異例の対応です。

ただ、異例の対応ではありますが、似たようなことは過去にも行われています。Android Wear(現Wear OS)を搭載したMotorolaのスマートウォッチMoto 360は、中国Mobvoiと提携し、Google Playの代わりにMovboiのアプリストアを利用する形で販売されたことがあります。

Googleからすれば、いわゆる「野良アプリ」的な扱いになるはずですが、そのまま切り捨ててしまうには中国市場の影響は大きすぎるということなのでしょう。AppleのARKitは問題なく利用できるため、中国で先行されたくないとの思惑もありそうです。

なお、「More partners coming soon」とのことなので、Xiaomi以外の中国メーカー端末も近いうちに利用可能になるようです。