補聴器的機能を併せ持つ完全無線イヤホンがNuhearaから、周囲の音の聞こえをサポート

必要時には、騒がしい場所での聞き分けを容易にする技術を採用

Hirotaka Totsu
Hirotaka Totsu
2018年05月31日, 午後 12:30 in wireless earphones
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バリュートレードは、オーストラリアのウェアラブルオーディオブランドNuheara(ニューヒエラ)の完全ワイヤレスイヤホン「IQbuds」および「IQbuds BOOST」を発表しました。
IQbudsは6月末発売で、価格は3万9880円(税別)。BOOSTは8月末発売で5万8800円(同)です。

特徴は、騒がしい環境でありながら会話に集中したい場合などの「聞こえ」をサポートするイヤホン、というコンセプト。周囲のノイズを低減するだけでなく、必要な音を選択して聞けるという、補聴器に近い考え方を応用した製品というわけです。

これを実現するため、必要に応じて外音を取り入れ、さらに必要とする音声をラクに聞くためのテクノロジーを採用します。


Nuheara社のCEO、ジャスティン・ミラー氏は、同社の製品に関して「補聴器を使用するまでもないと思っている人が、補聴器を必要とする判断をするまでに7年から10年かかる。その間に聞こえが衰えることに悩んでいる人にこの製品を使ってもらいたい」と語ります。

「一見製品単価が高いように思われるが、小型でBluetooth搭載の補聴器は50万ほどもするので、そういう方にとってはリーズナブルな価格だと思う。また、35歳を過ぎると騒音の中から会話している相手の声に集中するなどの聴覚上の聞こえの問題が発生するが、そういったものにも対応できる」と製品のポジションについて説明しました。



IQbudsについては、「サウンドアイソレーション」(外音遮断)によって外的ノイズを防ぐと説明。さらにイヤホンのマイクで集音された音から、聞きたい音を強調して耳に届ける仕組み「SINC」機能を搭載します。



外音を遮断するために重要なのは、耳に装着するイヤーチップ。そのために両モデルは8種類を同梱し、フィット感や遮音性を確保します。



IQbudsには、「聞こえ」をサポートするモードとして、使用環境に合わせた7つのプリセットを備えます。騒がしい街中やオフィス、レストランなどの環境によって、騒音の低減や会話しやすくなる設定などを選べる趣向です。

IQbuds BOOSTには、それらに加えてEarIDという「個人の聞こえに最適化した」聴覚セッティングが行えます。高音が聞こえにくい、低音が苦手などの個人差をEarIDで補正し、より適切な聞こえを実現するものです。



バッテリー駆動時間は、音楽再生時は一度の充電で連続4時間。聴覚補助機能のみでは、連続8時間使用できます。ケースからの充電は約1時間。ケースを合わせたバッテリー持続時間は音楽再生で最大16時間、聴覚補助のみで32時間となります。



発表会で印象的だったのが、Nuheara側から述べられた製品に対する思いです。「とくに日本人は補聴器をつけることに抵抗感がある。その間にどんどん聞こえが衰えてしまい、自信や自尊心の喪失にもつながってしまいます。こういったイヤホンタイプの聴覚補助デバイスを使うことで聞こえを回復して、もっと楽しい日常を送ってもらいたい」

 
 

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