海中の二酸化炭素量は従来予測より遥かに大きいと、英国の研究チームが発表

CO2削減は本当に急務です

Honyaku KanaiTetsuo
Honyaku KanaiTetsuo
2018年05月31日, 午後 03:00 in science
0シェア
FacebookTwitter
Teal Water and Waves Crashing at the Blow Hole Along Honolulu's Rugged Westside Coastline, Oahu, Hawaa
[Engadget US版より(原文へ)]

近い将来の気候変動に関する認識を、研究者たちは修正する必要があるかも知れません。英国の研究者たちは、海の波が備えている二酸化炭素を封じ込める役割が、これまで考えられていたよりもずっと大きかったことを明らかにしました。彼らの研究によると、海岸で波が砕けるときに、「少なくとも」1メートルの深さで大量の泡を吸収しますが、それが水に溶けるときに二酸化炭素を排出することがわかりました。つまりそれは、現在見積もられている「何倍もの」量の二酸化炭素が、海に溶け込んでいることを示しています。

この発見は、現在の想定よりも二酸化炭素量のバランスの乱れが大きいことを表し、海に溶け込んだ大量の二酸化炭素が、大気中に再放出されるかも知れないことを示唆しています。

これは海の酸性化を推し進め、海洋生物に害を与える恐れがあります。大気の二酸化炭素レベルの上昇と同様、海中の状況もただ悪化へ向かうのみとなるだろうと、研究者たちは話しています。これまで、二酸化炭素排出量の削減を真剣に考えるに足る理由がなかったという人も、これを聞けば十分でしょう。

編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文著者:Jon Fingas

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: climate change, CO2, CO2 imbalance, cut emissions, ocean, science, sea wave
0シェア
FacebookTwitter