NASAが航空機の着陸時の騒音を70パーセント低減させる実験に成功

いつか空港は静かな場所に

Honyaku KanaiTetsuo
Honyaku KanaiTetsuo
2018年06月29日, 午後 12:30 in transportation
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[Engadget US版より(原文へ)]

NASAの研究は、宇宙探査における技術進歩の象徴としてニュースの大見出しをよく飾っています。そう、たとえば小型の原子炉とか、X線を使ったナビゲーションとか。しかし、地球上の私たちの暮らしに役立つ研究も行われています。NASAは、航空機の新しい機体材料を使った一連の飛行試験を完了させました。着陸時の騒音を70パーセントまで削減するというものです。つまり、空港が静かになって、近隣地域の住民が喜んで、結果的には米連邦航空局への騒音の苦情が減るわけです。

バージニア州にあるNASAのラングレー研究所では、ガルフストリームⅢジェット機の非推進系部品の試験を行っていました。これには、着陸装置の空気が通る多孔質の格納扉や、機体のくぼみ(着陸装置を下ろしたときに露出する機体の空洞など)を埋めて騒音を低減させるさまざまな部品が含まれます。最後にNASAは、翼と展開したフラップとの隙間をなくす、シームレスで柔軟なデザインを実験しました。

この技術が民間の航空機で実用化されるのか、実用化されるとしたらいつなのか、そこは発表されていませんが、NASAの研究が、一般市民の生活の質の向上も目指していることはわかります。NASAが行っている研究開発活動は膨大な数にのぼります。その結果が、外宇宙から家のキッチンまで、どこに活かされるのかは、そのときになってみないとわかりません。

編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文著者:David Lumb

 
 
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関連キーワード: airplane, aviation, landing, NASA, noise, noise reduction, transportation
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