マクラーレン、新eSportsプログラム「Shadow Project」。才能発掘にレースゲームを活用 #f1jp

ゲーマーがF1チームに関われる時代

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年07月8日, 午後 05:50 in Transportation
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マクラーレンがこのところeSportsへの関与を深めつつあります。2017年11月にはマクラーレンF1チームのエースドライバーのフェルナンド・アロンソ選手とともにG2 Esportsとの提携を発表、その少し前には独自にF1シミュレーターを使って開催したeSports大会で、その勝者を2018年のF1シミュレーター用テストドライバーとして任命しています。

そして今回、マクラーレンは新たなバーチャルレーサーを発掘する「McLaren Shadow Project」を発足したことを発表しました。このプロジェクトではiRacingやrFactor 2といったガチのドライブシミュレーターだけでなく、Xbox OneのForza Motorsport、さらにモバイルゲームのReal Racing 3までをカバーする総合的なシミュレータードライバーの発掘を行うとのこと。
マクラーレンは昨年のイベントでデンマークの外科医Henrik Drue氏がゲーム機やPCでレースゲームをやった経験を持たないにもかかわらず、決勝ラウンドにまで勝ち上がってきたことに注目しました。Drue氏はその卓越したセンスだけでゲーマーたちを打ち負かしたことから、マクラーレンはプレイするゲームのリアルさよりもドライバーとしての才能の発掘にイベントを活用したい考えです。

プロジェクトにはLogitech G、HTC、Sparco Gaming、Alienwareらがスポンサーとして協力します。リアルさにはこだわらないといいつつ、HTCがViveによるVRゲームをサポートするために関与しているのは面白いところかもしれません。
Shadow Projectのスケジュールは、まず8月から10月にかけてiRacingとReal Racing 3で予選会を開催します。そして11月にセミファイナルとアマチュア部門の決勝を実施し、2019年1月に総合的な決勝戦を行うとのこと。最終的な勝者はマクラーレンのeSportsチームへ加入し、その世界でのチャンピオンを目指すことになります。プロジェクトのポイントシステムや選択可能な車種(マクラーレンのマシンのみ?)など詳細は近日中に発表する予定とのことです。

マクラーレンにとって本業とも言えるF1チームのほうは、2018年はホンダからルノー製パワーユニットに乗り換えて「トップチームに返り咲く」と豪語していたものの、開幕以来第7戦のフランスGPまでは入賞こそするもののパッとしない成績が続いており、かつての栄光は影を潜めたまま。最近はレーシングディレクターのエリック・ブーリエを解任するなど組織改革にもようやく着手しているものの、eSportsよりもマクラーレンとしてやるべきことはたくさんあるのではという気がしてなりません。

ちなみに、今夜22時からは2018年 F1世界選手権 第8戦イギリスGPの決勝レースが行なわれます。マクラーレンのマシンの背びれの部分にはShadow Projectのロゴマークがペイントされているようなので、フジテレビNEXTもしくはDAZNで観戦される方は注目してみてください。

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