西日本豪雨災害で無料Wi-Fi「00000JAPAN」提供中。悪用について政府が注意を呼びかけ

携帯回線が使える場合はそちらの利用を

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年07月10日, 午前 11:15 in internet
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西日本での豪雨災害を受け、災害時無料Wi-Fi「00000JAPAN」を岡山県、広島県、愛媛県の全域で開始しています。

00000JAPANは、通信キャリア各社などが提供するWi-FiスポットのSSIDを「00000JAPAN」で統一したもの。契約の有無に関係なくだれでも無料で利用できます。今回の豪雨災害以外に、7月4日には旭川での大雨や6月の大阪北部での地震の際にも提供されていました。

また、KDDI、ドコモは各避難所に対しても臨時で公衆無線LANサービスの提供、および充電サービスの提供を行っています。設置場所などの詳細に関しては各キャリアのサイトをご確認ください。
なお、00000JAPANは、だれでも無料で利用できる反面、緊急時の利便性を優先するため、ユーザー認証や暗号化などのセキュリティ対策は行われていません。同じ名前のアクセスポイントを設置し、情報を盗聴されるなどの危険性もあります。

このため、内閣サーバーセキュリティセンター(NISC)は、00000JAPANはやむを得ない場合の安否確認や情報収集のみで利用し、IDやパスワード、個人情報や金銭が関係するサービスでの利用は極力避ける。携帯電話回線が通じる場合はそちらを利用する。00000JAPANに限らず、無料Wi-Fiを利用する場合はVPNソフトを使って通信するなどの注意喚起を行っています。
00000JAPANは、2011年の東日本大震災で通信回線の復旧が遅れたことをきっかけとして取り組みがはじまり、2014年にガイドラインが正式に策定されました。その後、2016年に発生した熊本地震の際に商用環境で初めて提供されています。

現在は携帯キャリアのほか、ワイヤ・アンド・ワイヤレスやNTT東日本、ヤマハや東京大学など、13の企業と団体が提供元として参加しています。

 
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