※本記事内の手順は、iOS 11.4のiPhone Xで検証しています。「Pages」のバージョンは4.1です。
Pagesで方程式を入力しよう
Pagesは書類を作成できるアプリです。まず、バージョンが4.1よりも古い場合には、「App Store」の「アップデート」タブから同アプリを探し、最新版に更新しておきましょう。ちなみに現状のバージョンは「設定」アプリで「Pages」の項目をタップすると確認できます。
Pages(ver. 4.1)を起動し、ファイルを新規作成しておきます。数式・方程式を入力するには右上の「+」から、「方程式」を選択しましょう。
▲Pagesの書類作成画面で右上の「+」をタップ(左)。続いて、「方程式」をタップ(右)
すると、方程式の入力画面が表示されます。キーボードの上部には、「+」や「-」などの記号を入力するためのボタンが表示されます。これらを駆使して、コマンドを入力しましょう。
▲キーボード上部の記号欄を左へスワイプ(左)。隠れていた項目が表示された。入力欄をタップして、コマンドを記述していこう(右)
▲ここでは方程式を記述するための「LaTeX」のコマンドを入力し、「挿入」をタップした(左)。書類の中に方程式が表示された。前後に通常のテキストを並べられる(右)
「LaTeX」や「MathML」 のコマンドを使うと、このように通常の文字入力では表現できない数式・方程式を入力できます。
方程式のサイズや色を変更する
挿入した方程式のサイズや色を変更できます。方程式をタップして選択した状態で、右上の刷毛のアイコンをタップ。「テキスト」の画面が表示されるので、「サイズ」「カラー」をカスタマイズします。必要に応じて調整してしましょう。
▲方程式をタップして刷毛のアイコンをタップ(左)。サイズの「+」をタップして文字を大きくし、カラーは赤を選択した(右)
ちなみに、「Numbers」や「Keynote」もバージョン4.1で「LaTeX」や「MathML」 に対応しました。作成した数式・方程式などは、アプリをまたいでコピーアンドペーストできるので、併せて覚えておきましょう。