AmazonのCEOジェフ・ベゾスの宇宙旅行開発会社Blue Originが、宇宙弾道飛行用宇宙船New Shepardの高高度非常離脱試験を実施、成功しました。これは宇宙へ向けて上昇中にブースターに異常燃焼や何らかの問題が発生したとき、宇宙船をブースターから切り離して帰還させるための動作試験です。

ブースターの異常を想定した試験ではあるものの、そのままブースターを使い捨ててはコストが高く突いてしまいます。Blue OriginのロケットブースターはSpaceXのFalcon 9ロケットのブースターよりも早くに垂直着陸回収に成功しており、今回のテストでもしっかりと着陸を成功させました。

一方のNew Shepard宇宙船のほうも、テストでありつつペイロードを搭載していました。それは「マネキン・スカイウォーカー」と名付けられたダミー人形であり、ほかにも乗客に提供するためのWiFiアクセスポイント、さらに宇宙服素材やその他科学的実験用機材などが積み込まれ、フライト中に機内で試験を実施していたはずです。

頻繁に人工衛星の軌道投入やISSへの物資補給を頻繁に行うSpaceXに比べ、しばらく打ち上げ試験の話題を聞くことがなかったBue Originですが、New Shepardは宇宙観光の実現を目的として開発が続けられています。宇宙旅行に必要なチケット代は20万~30万ドル(2260万~3385万円)ほどとされ、2019年より販売が開始されると伝えられていますが、アマゾン通販でポチれるようになるのかはまだわかりません。