テスラModel 3にスポーツ走行用「Track」モード。2モーターAWD版に搭載

ドライバーアシストをカットしてドリフトが簡単に

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年07月23日, 午後 03:00 in transportation
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BEIJING, CHINA - APRIL 25:  A Tesla Model 3 car is on display during the Auto China 2018 at China International Exhibition Center on April 25, 2018 in Beijing, China. Auto China 2018, also known as 2018 Beijing International Automotive Exhibition, will be held from April 27 to May 4.  (Photo by VCG/VCG via Getty Images)
テスラModel 3は、テスラのカーラインナップの中では入門用とも言える車種です。しかしそれでも、たとえば6月に追加されたデュアルモーターAWDのパフォーマンスバージョンは十分に高い性能を備え、スポーティな走りが誰でも楽しめるようになっています。

ただ、誰でもスポーティな走りを楽しめるクルマには高度なドライバーアシスト機能が搭載されており、これがたとえばサーキット走行などでは、逆に仇となってスムーズな走行に向かないのは、最近のスポーツカーに乗っている方々ならご存知かもしれません

YouTuberのマルケス・ブラウンリー氏は、Model 3のパフォーマンスを広い専用の敷地内で試す機会を得て、Model 3が備える実験的機能「Track Mode」を試し、その模様を公開しました。Model 3のTrack Modeは、スタビリティ制御とパワートレイン設定をトラックテスト用に設定することで利用できます。具体的にはこのモードによってトラクションコントロールやパワーステアリングなどの安全機能をオフにし、車体をドリフトさせるなど、ドライバー自身の腕でクルマを自由に操ることができるようになります。

自動車の中でも電気・電子制御技術を集積して作られたEVに、このような機能が用意されるのは比較的珍しいことです。アクセルを急激に踏めば踏み込むほどバッテリーは激しく消耗し、ガソリン車ほど長く走ることはできなくなります。

Marques Brownleeさん(@mkbhd)がシェアした投稿 - 2018年 7月月20日午後5時00分PDT


テスラはModel Sなどで、直線コースでのダッシュ性能を競うLudicrousモードを用意してはいたものの、コーナリングを含めた走りそのものを楽しめる機能をModel 3に搭載したことは、テスラがEVの走行性能全体のパフォーマンスに関心を持っていることの現れかもしれません。

テスラは現在、オープンスポーツモデルとなる2代目Roadsterを開発中ですが、今回のTrackモードはRoadsterに用意されるAugmentedモードとも、ひょっとすると関連するかもしれません。ドライバーアシスト機能をオフにするこれらのモードは、特にサーキット走行などでドライバーのテクニックを向上させるためには重要なものです。

テスラをベースとしたEVによるレースシリーズがもうすぐはじまることもあり、テスラはただEVの代名詞というだけでなく、高性能でスポーティなEVというイメージが拡大するかもしれません。

 
 
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