リチャード・ブランソン卿率いる宇宙旅行会社Virgin Galacticが、宇宙船SpaceShipTwo 2号機、通称VSS Unityの3度めとなるロケット推進飛行試験を実施し、初めて高度50kmを超えて中間圏に到達しました。中間圏とは地球の大気層のひとつで、成層圏の上に位置します。VSS Unityは、機体を上空まで運ぶ親機WhiteKnightTwo 1号機、通称VMS Eveを離れ、約42秒間にわたるロケット推進を実行、その速度をマッハ2.47にまで上げて最高高度54.25kmにまで到達しました。過去2回のロケット推進試験では、速度は1.87と1.9、高度は25.7kmおよび34.9kmだったため、そのどちらの記録も塗り替えたことになります。
これまでのテスト飛行では単純なロケット推進や高度記録だけでなく、機内外の温度や圧力、熱応答試験、振動、放射線強度といったデータを収集しています。
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パイロットを務めたMike "Sooch" Masucci氏は「今回の飛行は非常にエキサイティングかつ純粋に美しいと思えるものでした。我々は、最終的な目的である商業飛行への見通しを立てるのに必要な、幾多のテスト項目を終えることができました」と語りました。

Virgin Garacticは、リチャード・ブランソン本人も搭乗のためにウォームアップを始めたという初の商業飛行に向けて着実に前進しているようです。