ハーレーダビッドソンといえば、アメリカンスタイルバイク(クルーザー)の代名詞として長い歴史を持つ、米国を代表するオートバイメーカー。古参メーカーだからといって先端技術に疎いわけでもなく、
2014年にはProject LiveWireとして電動バイクのコンセプトモデルを発表 しています。そして今回、ハーレーは
LiveWireに改良を加えた市販モデルを、 2019年にも発売する計画を明らかにしました。LiveWire市販版の発売は、次世代のバイカーたちに訴求する戦略のひとつとしてアピールするものです。ハーレーダビッドソンは「クラッチ操作の必要もなく、スロットル・アンド・ゴーで操るれるよう設計されたLiveWireが、ハーレーダビッドソンを電動スポーツバイクのリーダーとしての立場を確立した」とプレスリリースに記しました。
とはいえ、現時点でプレスリリースにはプロトタイプの画像しかなく「このモデルは開発中のものであり、生産モデルとは仕様が異なる可能性があること、またすべての市場で発売されない可能性があることなどといったよくある注釈が添えられています。
実際にどのような外観の電動バイクが出てくるのかは発売時期が近づくまでわからないものの、2016年にはLiveWireを市販するための開発目標としてフル充電での航続距離をプロトタイプの2倍にするとしていました。2019年には、もしかすると安心して長距離も走れるハーレーならではの電動バイクとなって登場するかもしれません。
一方、ハーレーは他にも2車種の電動バイクの用意があることを明らかにしました。まずひとつめは、軽量なダートスタイルのモデル、もうひとつは街乗り用スクータータイプになるとのこと。いずれも2022年に発売する予定だとしています。
また、その他として発表されたエンジン搭載モデルは、ハーレー初のアドベンチャーツーリングモデルPan America 1250と975ccのStreetfighter(仮称)がいずれも2020年発売予定。さらにカウルなどを省き必要最低限の装備にした"ストリップダウンスタイル"の1250cc Custom(仮称)を2021年に発売の予定とのこと。
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