iPhone X以降、急速に増え続け、いまや一般化した感もあるスマートフォンの画面上部にある切り欠き(ノッチ)。Androidの次期バージョン、Android PではOS標準としてノッチをサポートしますが、当然ながらその数は無制限に増やせるわけではありません。Googleは、最大でも上下に1ヵ所ずつ、計2ヵ所のノッチまでしか認めないとの方針を打ち出しました。



GoogleはAndroid Developers Blogにおいて、ノッチをサポートするアプリ開発者に向け、ノッチは最大でもデバイスの短辺2ヵ所にひとつずつしか表示しないとの指針を示しました。ディスプレイの左右にノッチを付けたり、ひとつの辺に2つのノッチを表示したりはできないとのことです。

Googleはアプリの互換性を確保するために、この制限についてデバイスメーカーと協力しているとしています。

しかし、Androidはオープンソースがゆえに、つくろうと思えばこの制限を無視した端末も開発可能。絶対に出てこないとは言い切れません。もっとも上下左右、4辺にノッチをもつスマートフォンなど、アプリの互換性も確保できませんし、メリットがあるとも思えませんが......。

そもそも現状では2つのノッチをもつ端末すらまだリリースされていません。以前、ZTEのコンセプト端末「Iceberg」が上下にノッチがあるデザインを採用していましたが、例とし存在するのはこれぐらいでしょうか。


Icebergの説明の中でも触れられていますが、上下のノッチは端末を上下逆にしても違和感なく使えるメリットがあります。実際、ノッチこそありませんでしたが、alcatelが上下を逆にしても使える端末Onetouch Idol 3をリリースしており、今後、上下にノッチをもつ端末が出てくる可能性はありそうです。

Googleによると、ノッチをもつ端末がこれまでに11メーカーから16機種発売されているとのこと。そもそもノッチ自体不要との意見もありますが、次期iPhoneもノッチ採用がほぼ確実なことから、当分はノッチを採用する端末の増加傾向が続くと考えて間違いないでしょう。