イーロン・マスクはEVの各種装備、たとえば一部の灯火類やオーディオ、そして電源が48時間以上使い続けることができるとツイート、Model Xなら1日中大音量で音楽をかけてテールゲートパーティを楽しめるし、その間にスマートフォンの充電も当然できるとしました。
We're adding a "party & camper mode" soon to S/3/X, so your car can maintain air flow, temp, selective lights, music & power devices for 48 hours or more while parked. Big batteries rock ...
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年7月31日
テスラは2017年に「キャンパーモード」と称して、走行中でなくともその電気装備を自由に使えるようにしたことがありました。しかし、それは車内にドライバーがいるときだけ有効であり、キャンプと言うよりは車中泊に向いた機能提案だったように思えます。それに比べると今回の「パーティ&キャンピングモード」は、多少はキャンプにも便利なものになるかもしれません。
ただ、キャンピングモードがいくら便利でも、帰りの分の電気は遺しておく必要があることはいうまでもありません。どの装備をどれだけ使えば、どれほどのバッテリー残量が減るかは常に把握しておくほうが良いに決まっていますが、その情報が液晶パネルに表示されるのかどうかは、まだわかりません。
とはいえ、キャンプに行くにしても電気の明かりがなかったり、スマートフォンが使えなくなることなど絶対にあってはならないとする向きには、新しいキャンピングモードは期待の機能と言えるでしょう。あとは多くの人がキャンプに行きたいであろう夏のうちに機能が提供されることを願うばかりです。