ゼンハイザーが、スマートフォンでの動画撮影時に被写体となる人物から遠く離れても、その人の話す声を鮮明に動画に収められるようにするデバイス「Memory Mic」を発表しました。

Memory MicはBluetoothでスマートフォンと連携するものの、録音する音声はMemory Mic内に記録します。このため、被写体にMemory Micを取り付けておけば、スマートフォンから遠く離れても音声を収録でき、後から専用アプリを使って動画に音声をミックスできます。
具体的にどんな場面でMemory Micを使うかと言えば、たとえば子供の声をしっかりと残したい場合。製品の紹介動画では、初めて自転車に乗る子どもにMemory Micを装着して、うまく乗れたときの子供の歓声を動画とともに記録するといった使い方を紹介しています。

また、ピアニストの歌声を正面の一番良い場所から拾いつつ、映像は周囲から撮影することもできます。Memory MicのMemoryには記録するというだけでなく、思い出という意味合いも込められていると思われます。

またYouTuberなどが使う場合は、たとえばスマートフォンを固定してのロングショット映像で、自分の話し声を鮮明に伝えたいときなどに便利。大声で叫ばずとも、しっかりと喋りを映像に留められます。

なお、Memory Micには最長4時間もの音声を収録できます。専用アプリは自動的に撮影した動画と音声を同期させられるため、面倒な操作はほとんどないとのこと。
マイクの背面にはクリップがあり、衣類に簡単に装着が可能。大きさは51×37×16mmで、重量は約30g。電源はリチウムポリマー充電池を何蔵しており、USB経由で充電が可能です。録音周波数帯域は100Hz〜20kHz。録音データのサンプリング周波数とビット深度は48kHz/16bit。

価格は199.95ドル(約2万2300円)。海外ではすでにゼンハイザーのウェブサイト他で発売中ですが、アイデア次第で色々な使い方ができそうな製品だけに、国内発売もぜひお願いしたいところです。