ミスター・スポックといえば、レナード・ニモイが演じた初代がその鮮烈なビジュアルとともに思い出されるところですが、2009年からのリブート版映画シリーズではザカリー・クイントがその大役を担っています。一方で、『スタートレック:ディスカバリー』の製作総指揮兼ショーランナーを務めるアレックス・カーツマン氏は、シーズン2においてスポックがシリーズにカムバックすると発言しており、その配役に注目が集まっていました。
スポックはスタートレックのオリジナルシリーズからの乗組員であり、多くのスタートレック作品に登場する最も人気のあるキャラクター。イーサン・ペックは、『ローマの休日』のグレゴリー・ペックの孫にあたり、TVシリーズ『恋のからさわぎ』をはじめ、近年ではホラー/サスペンス系の映画に出演を重ねています。
『スタートレック:ディスカバリー』はオリジナルシリーズよりも前の時間軸を描く作品であるため、スポックの役柄もオリジナルより若々しいのが自然です。伝えられるところでは、エンタープライズ号の船長になった頃のクリストファー・パイクをサポートする技師として登場するとのこと。
『スタートレック:ディスカバリー』のシーズン2は、2019年初頭にCBS All Accessで配信予定。北米意外ではおそらくNetflixが配信することになりそうです。
CBSは『スタートレック:ディスカバリー』とは異なる新シリーズも計画しており、パトリック・スチュワート扮するピカード艦長が復帰することも明らかになっています。ファンとしては次々と大きなニュースが舞い込むいまの状況が、一番楽しみの膨らむ時期かもしれません。
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