次期 macOS Mojave (モハベ) のベータ版しばらく使ってみて、これは一刻も早く普段の環境で使いたい!使わせて!となった便利機能や小ネタをピンポイントに紹介します。

今回は乱雑なデスクトップも一瞬で整頓する「スタック」について。




スタックはデスクトップ(Finder)に追加されるアイコン整理機能。「表示」下の「スタックを使用」を選ぶと、散らかったデスクトップアイコンがファイルの種類や日付別の「スタック」にシュパッ!とまとまります。

スタックは1クリックで開閉して中身にアクセス可能。 グループ分けはファイル種別のほか、作成日・変更日・最後に開いた日・タグから切り替えられます。

アイコンの「整列」とは違い、アイコンがグループごとにまとまって見通しが良いこと、フォルダ分けと違い複数のまとめかたを即座に切り替えられることが便利な点。Finderウィンドウを開く手間もありません。



変更日や最後に開いた日でグループ分けすれば、今日使ったファイルはそのままデスクトップに並び、それより古いファイルは昨日・過去一週間・過去一か月のスタックに勝手にまとまる時系列整理法になります。


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以前からプロジェクトごとなどに自力で分類整理できていた偉人の場合、自分で設定したタグでスタック化も可能です。

要は各人ごとのデスクトップ整理法をOSが自動で実行してくれるようなもの。

また、スタックの上にポインタを置いて上下にスクロールすれば、開くことなくアイコンをめくって簡易的にサムネイルでブラウズもできます。
(アイコンサイズなので見やすくはありませんが)。

目当てのファイルのアイコンが来たらスペースでクイックルック。プレビューアプリさえ開くことなく、さっと中身を確認可能です。

Mojaveで強化されたクイックルックならば、動画・画像のトリミングやアノテーション、送信やシェアまで、アプリを開かずFinder標準機能で完結します。クイックルックとプレビューの立ち位置がだんだん分からなくなって来ました。

モハベはユーザー向けの使いやすさ改善多数

PCでどんな作業をするか、整理整頓が得意か否かの差はありますが、乱雑なデスクトップは多くの人が抱える悩みです。デスクトップを常にきれいに保っている人も、単に別の作業用フォルダを乱雑にしているのはよくある話。

計算機のファイルは属性で並べ替えたり検索ができたりしますが、それでも表示できる情報量の限界やファイル操作の手間はあり、GUIのデスクトップが始まって以来、様々な流派の整理法が編み出されてきました。

そうした意味では、2018年の最新OSであるMojaveのスタックも何やら懐かしい、流行っては消えたデスクトップ効率化ユーティリティを思い出させます。

とはいえ標準機能として提供されることで、互換性の問題や、サードパーティ製ユーティリティの更新や維持や開発継続を心配する必要がないのはありがたい点。

昔からあったけれど標準になることに意義があるという意味では、同じくモハベの目玉機能であり、人によっては「今さら??」と思うダークモードも同様です。
(ダークモードはOSが対応アプリに切り替えを指示するため)。


▲スタックの「情報を見る」でえらい目にあった例

アップルによれば、 モハベは「プロのワークフローをヒントとした、パワフルでありながらも誰にでも使えるように設計された新機能を提供します」

WWDCでのモハベ発表の際には、主な新機能のひとつは乱雑なデスクトップの整頓と聞いて、「そもそもデスクトップはちゃんと整理しているからそんな機能は要らない。XXをXXするだけでスッキリ効率的に作業できる」と、各流派の整理整頓術を開陳する反応もありました。

そうした整理整頓プロのワークフローをヒントに、誰でも手間なく自動で整理法を実践できるように設計されたのがスタック機能と言えそうです。