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Jabraは、完全ワイヤレスイヤホンのフラグシップモデル「Jabra Elite 65t」を発売しました。最新のBluetooth5.0を採用し、IP55レベルの防水、防塵性能を有し、SiriやGoogleアシスタントの他に、Alexaにも対応する考うる最高レベルの機種となります。

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バッテリー持続時間は、本体で5時間、充電ケースのバッテリーを合わせると合計15時間使用することができます。3種類のイヤーピースと、イヤーモニターのようなシェル形状によりフィット感が良い感じ。大きく頭を動かしたり人とぶつかるような衝撃でも外れにくい印象です。ともすれば(俗にフランケンと呼称する人もいるほど)耳から大きくはみ出してしまう完全ワイヤレスイヤホンですが、装着した状態を第三者視点で見ても自然な装着感に思えました。

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それぞれの本体ユニットにはハードスイッチがあり、左ユニット(ポッチがある方)にはボリュームコントロール(長押しでスキップと、バックスキップ)、右ユニットには再生、停止、音声アシスタントの呼び出しなどの多機能ボタンとなっています。また、通話用を含め4つのマイクが内蔵され、風切音をカットしたクリアな通話や、外音の取り込みなどに使用されます。

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晴れてAlexaに対応したことで、ファームウェア更新の際、最初のセットアップ時に音声アシスタントの選択を行うことができます。一度設定した情報を更新したい場合には、アプリ「Jabra+」の「デバイス」タブの中にある「音声アシスタント」メニューより変更することができます。



最初のセットアップやファームウェアアップデートは、アプリのガイダンスに従って操作するだけで完了する簡単セッティングです。アプリ内で図解されているので、初めてでも簡単に操作を進めることができます。





さて、肝心の機能ですが、アプリによって基本設定と通勤、フォーカス(集中)のモードがあり、それぞれ、イコライジングや外音の取り込みの割合などを設定します。ユニークなのは、フォーカスモードで、音楽を流すのではなく、集中力に役立つとされる「ホワイトノイズ」や「ピンクノイズ」を流し続けたり、波の音や森林の環境音を再生することができます。暑い屋外を歩く際でも「せせらぎ」音を流すことで涼しげなイメージを思い浮かべることもできるかもしれません。



「HearThrough」機能は、ONにするとマイクによって集音された外音を聞くことができるものです。電車に乗っているときは、車内アナウンスなどを聞き逃さないようにするほか、コンビニの支払いの時など会話をするときだけ多機能ボタンをダブルクリックするとONになり、会話相手の声を聞くこともできるようになります。効き具合はスライダーで設定しますが、半分ほどの適用でも車内アナウンスはクリアに聞き取ることができました。



通話時においても、よく通話する相手の声質に合わせて高音域を強調したり、低音域を強調するなどの設定が行えます。こちらもそれぞれ設定ができるので、電車内では低音域を強調し、通常は高音域を強調するなどの使い分けが可能です。



また、通話中に自分の声をヘッドセットから「返し」で聞く設定にすることもできます。騒がしい場所で通話する際、もちろん自分が発声している内容は理解していつつも、耳に聴覚情報として入ってこないと違和感を覚えることもあります。そのような場合に、イヤホンに自分の声を返すことでスムースな通話を実現するものです。

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肝心の音質に関しても、完全ワイヤレスイヤホンの機種としてはとても良いという印象。低音から高音域まで自然に聴こえるのは、本当に完全ワイヤレスなのか?と思ってしまうレベル。今後このレベルが完全ワイヤレスイヤホンの標準になってほしいと思うほど、「使える」音質に感じました。