銃乱射事件発生のeSports大会、EAが残る予選会の開催中止を発表。安全対策強化へ

犯人は優勝経験もある実力者でした

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年08月28日, 午後 03:20 in gaming
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JACKSONVILLE, FL - AUGUST 27:  Law enforcement officials investigate a shooting in the GLHF Game Bar where 3 people including the gunman were killed at the Jacksonville Landing on August 27, 2018 in Jacksonville, Florida. The shooting occurred during a Madden 19 video game tournament and initial reports indicate 3 people were killed including the gunman, with several others wounded.  (Photo by Joe Raedle/Getty Images)
フロリダ州ジャクソンビルで発生した銃乱射事件を受け、ゲームメーカーのElectronic Arts(EA)は「マッデン NFL」を使ったeSports大会「Madden Classic」を中止すると発表しました。この大会はラスベガスでの決勝戦に向け、米国各地で予選会が開催されている最中であり、ジャクソンビルの事件現場の予選会場のひとつでした。この日会場では、予選敗退した参加者のひとりDavid Katzが会場に銃を持ち込み、同じく予選に参加していたTaylor Robertson氏とElijah Clayton氏を射殺、さらに10名を負傷させたうえで自らの命を断ったというのが事件のおおまかな内容。Katzの動機はゲームに負けた腹いせという説が伝えられるものの、詳細はわかっていません。
LA TimesやNew York Timesは、この事件が互いをよく知るゲーマーたちに与える影響を心配する声を報じています。またゲーム専門メディアのKOTAKUは、以前のMadden Classicで優勝したこともあるRobertson氏やマッデン NFL 18のゲームにも指南役として登場するClayton氏らのプロフィールを紹介してその死を悼んでいます。
%Vidible-5b84cd6abf488553fc82aa4d%EAのAndrew Wilson CEOは声明を出し「私たちは、悲劇に見舞われ辛い時間を過ごしているRobertson氏およびClaytonのご遺族、ならびに被害者を愛する人々に最大限のサポートを提供し、負傷した人々を含む被害者全員に心からお悔やみを申し上げます」と述べました。

事件が発生した予選会は、今シーズンのマッデンNFLのメジャーシーズン開幕を告げるものでした。しかしWilson CEOは、予定されていた予選会をすべて中止し、会場の安全に関する規定の見直しを行うとしています。

古来、スポーツの世界では"スポーツマンシップ"という言葉が象徴するように互いに公正なプレイに努めルールを遵守するという根本的な姿勢がプレイヤーには求められます。ビデオゲームを使ったeSportsでも、スポーツマンシップに則るという原則はプレイヤーに遵守させなければならないと考えられます。一方で運営側にも、二度とこのような事件を起こさないために、今後は会場入口でのセキュリティチェックなどといった銃を持ち込めないようするための対策強化が必要になりそうです。

 

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