赤いVAIO、再来! VAIO S11 | RED EDITIONをソニー好きが徹底チェック

5年の時を経て「あの赤」が戻ってきました

くんこく(Kunkoku)
くんこく(Kunkoku)
2018年08月30日, 午後 05:00 in personal computing
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まさかのここで来るのか赤いVAIOの再来!VAIO S11に真紅のボディ「RED EDITION」が発表されました。

昨今のVAIOはビジネスに強いノートPCを展開していますが、今年はじめに発売されたボディ全てを漆黒に染め抜いた「ALL BLACK EDITION」に続くスペシャルエディションの第2弾として、このインパクトあるモデルを投入してきました。



......がしかし、あれ? どこかで見たような......。VAIOを知る人であればネーミングででピンと来たユーザーもいるはず。そう、実はこの特別色は、以前にもあったのです。

▲VAIO red editionシリーズ。基本となる鮮烈な赤はこの当時より変わっていません


先代となるのは、2013年6月に発売された「VAIO red edition」。鮮やかな光沢のあるレッドをまとったボディの記憶が蘇ります。当時はまだソニーからたくさんのモデルが発売されている時で、まさかVAIOが切り離されるなど、予想もしなかったタイミングでした。

しかもこのred editionを、VAIO Pro 11、VAIO Pro 13、VAIO Duo 13、VAIO Fit 14、VAIO Fit 15という5機種で展開するという気合の入れっぷり。

塗装技術も凄いものでした。当時から現在のVAIO本体は、求められる特性に合わせてカーボンやアルミニウムといった複数の素材を使っていますが、これらの素材特性に合わせ、多層塗装技術によって塗装することで、素材の違う箇所でも同じ色合いを表現していました。
素材によっては手作業で磨かれ、表面のコーティングの仕上げまで行われるなど、所有欲を満たすまでのプロセスが見事なモデルでした。



このように「VAIO red edition」は、単純なカラバリ展開として赤色が登場したのとは訳が違っていたのです。



さて、今回の「VAIO red edition」改め、「VAIO S11 RED EDITION」ですが、名称が小文字から大文字に変わり、VAIO S11の1機種のみ絞られたという変化こそあれ、こだわりは当時と同じまま。
プレミアム感たっぷりの深く美しい"赤"を表現するために、本体の天板は3層コート仕上げ、パームレストはアルマイト染色の限界に挑んでいます。

天板のベースとなる素材はいわゆるUDカーボンのため、もともとは真っ黒い素材です。そこにピンクメタリック塗装を施して明るく輝きのある第1層を作り、レッド塗装を重ね塗りして深みのある赤を再現する第2層目に。最終的に、第3層として光沢UVコーティングを行うことで、キズがつきにくい仕上げと高級感のあるツヤ感を醸し出しています。



一枚板のフラットなアルミパームレストにおいても、特別な液体により長時間の研磨を施すことで素体の輝度を向上させ、通常の2倍の染色時間を掛けることで濃い赤を再現することに成功しています。

もちろん指紋センサーやタッチパッド、そしてクリックボタンまでもレッドに統一されています。



ただし、前回のバージョンと違う点もあります。それは、ボディの底面がブラックの素材そのままとなり、天板ロゴが光沢のあるブラックに、そして背面のオーナメントがヘアライン加工が施されたブラックという、RED x BLACKなツートンカラーになっていること。

前の「VAIO red edition」は全身赤色になっていたのが魅力だったのに、今回はこだわりきってないじゃないか!? と思うユーザーもいるかもしれませんが、塗装の質に関しては本モデルが上。
当時は海外工場での製造ということもあり、プレミアムであるはずの赤色ボディの完成度は完璧な状態にまでたどり着いているとは言えませんでした。



が、しかし! コンセプトからして基本に立ち返り、剛性を上げるための素材とボディ構造に基づいて完成形としたVAIO S11。組み立て工程以降を長野県安曇野のVAIO本社で行うことで、高いクオリティが確保されています。今回はそれがRED x BLACKのデザインへと落とし込まれているわけです。

ちなみに、パッケージも赤と黒のツートンカラー。天面に黒の箔押しが施されたVAIOロゴ入りの特別仕様となっています。



ところで、今回のRED x BLACKのツートンカラーは、奇しくもソニーモバイルコミュニケーションズのスマートフォン Xperia XZ Premiumの「ロッソ」と同じテイストとなっています。ノートPCである「VAIO S11 RED EDITION」と、スマートフォンであるXperia XZ Premiumのロッソ、この両方を持ち合わせて使うと最高にカッコイイんじゃないかと筆者は思うわけです。

かつて栄華を誇りつつも、ソニーから分離せざるをえなくなったPC部門(VAIO)と、今好調なソニーの中で苦戦をしいられているモバイル部門(Xperia)の両者。

ぜひここから先は待ったなしで、性能やデザインなどで魅せる両者のモデルの登場を期待したいところです。

 
 
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