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Twitterは9月7日(米現地時間)、陰謀論者として知られるアレックス・ジョーンズ氏と彼のウェブサイトInfowarsのTwitterおよびPeriscopeのアカウントを永久凍結することを発表しました。

その理由は、昨日(9月6日)に投稿されたツイートと動画が攻撃的な行為に関するポリシーに違反した件と、過去の違反行為に関する報告に基づくとのこと。米国の主要なSNSやその他サービスが同様の理由でジョーンズ氏のアカウントを停止してから、1ヶ月ほど遅れての対応となります。
ジョーンズ氏はラジオ番組のホストや映画製作などで活動している、右派系の論客です。その言動は「オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件の裏には米政府が関わっている」など荒唐無稽な陰謀論が相次ぐもの。2012年にコネティカット州で起きたサンディフック小学校銃乱射事件もでっち上げだと発言し、犠牲となった子供の両親から名誉損訴訟を起こされています。

今年8月初め、ジョーンズ氏が発信する情報の一部がフェイクニュースに該当するとして、アップルはiTunesからInfowarsのポッドキャストを削除。FacebookやYouTube、Spotifyなどもほぼ同時に、ジョーンズ氏のコンテンツやアカウントを削除ないし停止しました。

そんな中、Twitterだけはジョーンズ氏のアカウントを凍結も停止もしないまま。当時、ジャック・ドーシーCEOは「ジョーンズ氏はTwitterポリシーに違反していない」とツイートしていました。
その後、Twitterはジョーンズ氏とInfowarsのアカウントを1週間の"タイムアウト"(ログインはできるがツイートやRTはできない状態)にした上で、ツイート内容に改善が見られなければアカウントを凍結すると予告していました。

ジョーンズ氏のアカウント凍結は約束通りといえばそれまでですが、ポリシー違反とみなされた「昨日投稿されたツイートと動画」とは、具体的にはドーシーCEOが招請された公聴会を傍聴した後に収録された動画も含むと思われます。

「車に乗り込むドーシーCEOに、ジョーンズ氏が抗議する動画」がアカウント凍結の決定打になったとすれば、ドーシーCEOがアカウント停止判断に介入しているとの疑惑が再燃するかもしれません。