2時間飛び続けられるドローン「US-1」。バッテリーが機体構造を兼用

米国では今年第4四半期に出荷開始

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年09月11日, 午前 07:30 in Gadgetry
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米国のスタートアップ企業Impossible Aerospaceは、開発中のドローン「US-1」が、最長2時間ものあいだ着陸することなく飛び続けられると説明します。一般的なドローンは良くても20~30分ほどの飛行時間であることを考えると、US-1はその約5倍ほどは飛び続けられる計算です。

※9月11日訂正:US-1 Thermalセットの価格を改めました。長時間飛行の秘密は、その機体にあります。Impossible Aerospaceの創設者でCEOのスペンサー・ゴア氏はプレスリリースにおいて、US-1が長時間飛行できるのはバッテリーユニットが機体構造を兼ねているからだと説明しています。

ゴア氏は「テスラのEVでも、そのバッテリーパックが非常に小さなセルの集合でできているように、我々のドローンも本当に小さなセルで作られています。そして、それをドローンの基礎的構造としても使用しています。これは航空機が燃料タンクを翼の中に持っているのにも似た発想と言えるでしょう。

なお、このゴアCEOは以前にSpaceXやテスラでバッテリーエンジニアとして働いていた人物。大きさが26インチもあるUS-1は最高速度42mph(67.6km/h)で飛行可能s、約46マイル(約74km)も航行することが可能とのこと。それでいてバッテリーの充電時間は1時間以内としており、バッテリー切れになっても少しの休憩時間で再び大空へ舞いあがれるとのこと。

米国土安全保障省は、中国企業のDJIがドローンを使って米国をスパイしていると疑っていることもあり、Impossible AerospaceはUS-1をすべて米国内で製造しています。そしてUS-1にはサーマルセンサーや光学センサー、そしてGPSトラッキング機能も備えるため、すでに一部の消防署や警察署、レスキューなどから予約が入っているとのこと。出荷は今年第4四半期の予定です。

US-1の基本価格は7000ドル(約78万円)となかなか高価。しかしこれには動画撮影用のカメラは含まれていません。サーマルセンサーや1080p/60fpsのカメラを搭載する「US-1 Thermal」セットは1万ドル(約110万円)からとなっています。
 
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