完全稼働品のApple Iが約4230万円で落札。当時の販売価格の500倍以上に

でも実はお買い得かも

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2018年09月28日, 午後 12:30 in apple
0シェア
FacebookTwitter
Apple
完全に稼働する状態の「Apple I」が、米ボストンのRRオークションにて37万5千ドル(約4230万円)で落札されました。発売当時の販売価格が666ドル66セントということで、単純計算で500倍以上の高値が付いたことなります。Apple Iは、1970年代半ばにスティーブ・ウォズニアック氏とスティーブ・ジョブズ氏により開発・販売された、アップルにとって初めてのコンピュータです。基板を収めるケースもキーボードも含まれないワンボードマイコンの組み立てキットであり、約200台が生産されたうち50〜60台が現存するとされています。

Apple

すでに数十年もの歳月を経たロジックボードを、Apple Iの専門家であるCorey Cohn氏が本来の状態に修理した上で、約8時間もエラーを起こすことなく動作が確認されたとのこと。Cohen氏がまとめた技術状態レポートも出品物の中に含まれていたそうです。

先月末にオークションへの出品は告知されており、落札価格は30万ドル(約3300万円)以上と見積もられていましたが、それを余裕で上回ることになりました。RRオークションの副社長Bobby Livingston氏は、実際の落札価格に対して次のように語っています。

達成した価格に興奮していますよ、Apple Ⅰは年に一度の希少価値が高くて印象深い目玉商品になると思っていましたから。これこそ歴史上に特別な場所を占めている、博物館級の逸品です


現代の家庭向けコンピュータの先駆けかつ、スティーブ・ジョブズ氏らと縁が深い製品という事情もあり、Apple Iはオークションで高値が付きやすい傾向があります。

最高額は2014年10月の90万5000ドルで、2016年8月には発売前のプロトタイプ機とされるものが81万5千ドルで落札されています。今回の出品は、オリジナルの取扱説明書や電源ユニットなども込みということで、いい買い物だったかもしれません。

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: apple, apple1, personalcomputing, retro, steve jobs, SteveWozniak
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents