毎年9月後半週末は、iPhoneの発売日と東京ゲームショウが重なります。今年も、iPhone XS/XS Maxの発売日である9月21日は、東京ゲームショウ2018のビジネスデー2日目でもありました。例年、ゲームショウを取るか、iPhoneの受け取りを取るか悩ましかったのですが、今年はApple 新宿もオープンしたことで、発売イベント後に受け取ってそのままゲームショウ取材をする計画を立てました。

auのiPhone発売イベントを取材した筆者は、その足でApple StoreでiPhone XS MaxとiPhone XSを受け取り、一路幕張を目指します。カメラ機能が強化されたと言われているiPhone XS Maxを早速使って、撮影を行いました。

DMM GAMES

今回、取材用カメラ機材として、オリンパスのOM−D E-M1 MKII と M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを持っていきましたが、結果的に、すべての写真をiPhone XS Maxで撮影することになりました。
あいにくの雨模様でしたが、屋外での写真もご覧の通り、ディテールもしっかりと写せています。


セガ・インタラクティブ

ニューラルエンジンやスマートHDRなど、新たに機能が加わったiPhone XS / XS Maxのカメラで、照明が多様で厳しい撮影環境においてどこまで撮れるかをご覧ください。



6Wavesでは、イベントステージだけでなく、ブース脇に撮影ブースが設けられており、照明が当たった状態での撮影が行えました。写真の見た目よりかなり強めな照明が当たっているのですが、背景の羽の絵のディテールはなんとか潰れませんでした。



暗所でのポートレートモード撮影は若干苦戦しました。上の写真は、逆光気味で被写体のエリアは暗めという条件で、多少補正を行ってはいるもののここまでの仕上がりになりました。オリジナルを拡大してみると若干油絵っぽいにじみがあるのですが、過去のiPhoneでの撮影の状態から比べると断然「使える」写真です。



こちらはポートレートモードではない通常モードでの撮影です。こちらも補正しておりますが、写真としての仕上がりはより良い感じです。


AKRacing

上の写真は、インカメラでのポートレートモードによるもの。左が被写界深度深め(背景をぼかさない)で、右が浅め(ぼかす設定)です。こちらもやや逆光気味ですが、顔などが暗くならずに自然な仕上がりとなりました。


東京デザインテクノロジーセンター専門学校

ゲームショウには、2次元や生身人間ではないキャラも存在します。彼女たちをポートレートモードで撮影した場合、どのようになるのでしょうか? というわけで試してみましたが、モニターの中にいる彼女の場合、背景がどんなに立体的になっていても、ポートレートモードは適用されませんでした。


NHN JAPAN

背景が書き割りの場合、被写体と背景が少しでも距離があれば、わずかですが背景がボケます。


NHN JAPAN

しかし、ボケるのは、あくまでも実際の背景との距離の分だけになるようで、錯覚を利用した奥行き感は無視されるみたいです。


ドールズフロントライン

また、今までのポートレートモードでは、背景が被写体で囲われる(閉じてあるエリア)場合、その背景にボケが適用されないことがありましたが、iPhone XS / XS Maxではその部分も背景と認識してボケが適用されるようになりました。(適用されない場合もあるかもしれませんが、今までと比べて適用される率が向上したと言えます)


コーエーテクモゲームス

今回はすべてノーフラッシュで撮影しましたが、条件の悪い照明環境でも顔が暗く潰れることなくOKカットが多かったように思います。(もちろん、暗めに写ってしまった写真を明るく補正したものもありますが、今までは暗く写った写真を補正してもOKカットにならないことが多かったです)

この結果を受けて、あらためてじっくりとiPhone XS、XS Maxのカメラ機能をレビューしたいと思います。また、200枚以上の写真をギャラリーとして作成いたしましたので、こちらも合わせてご覧ください。