Googleは、以前からAndroid端末のアクセシビリティ向上に取り組んでおり、2年前には音声操作のみで端末を操作できる「Voice Access」を一部のユーザーに向けに公開、ベータテストを行っていました。このアプリは現在、Google Playで誰でも利用可能となっています。

Voice Accessを有効にすると、画面上で操作できるすべての項目に番号が表示され、その番号を呼ぶことで、そこをクリックしたことになります。このほか、「Back」「Go Home」などの指示や、「Swipe Right」「Scroll Forward」などの音声で操作をすることも。また、テキスト入力にも対応しており、単語の置換やフレーズの削除、コピーペーストなども音声のみで可能です。

基本的にはパーキンソン病や筋ジストロフィ、あるいは脊髄損傷などにより四肢麻痺を持つ人に向けた機能ですが、一般の人でも利用できます。たとえば、料理中に両手が塞がっている場合などで、便利に使えるでしょう。

操作に多少の慣れは必要で、健常者にとっては手でタップしたほうが速いと感じることも多いかもしれませんが、これまでスマートフォンを操作できなかった人たちにとっては、待望のアプリと言えそうです。

なお、現在利用できるのは、英語のコマンドのみ。今後、追加言語のサポートも予定しているとのことです。