Gigafactory
テスラが、中国WeChatのアカウントで、上海に工場「Gigafactory 3」を建設する用地を確保したことをあきらかにしました。

テスラは2017年6月に上海への工場建設計画が報じられ、2018年7月には当局側と合意に至ったことが報じられていました。今回あきらかにされた内容によると、テスラは今後50年間にわたり約85万平方メートルの土地を使用する権利を得たとのこと。Reutersは、取得費用は9億7300万元(約160億円)だと伝えています。

テスラは工場用地確保のアナウンスで「近い将来に建設が始まる」ことを期待しており、2年後には自動車生産開始、さらにそこから2~3年後には年間約50万台の車両生産能力を持つ工場としてフル稼働するとしています。

ここしばらくは、加熱する一方の米中貿易摩擦のおかげで、米国製自動車の中国への輸入関税は40%に達しています。テスラは、世界最大のEV市場となる中国での販売への足がかりとなる今回の発表について「目標に向かって順調に進んでいる」としました。現地生産によってコストが1/3に引き下げられれば、会社全体としての収益を押し上げるのに役立つことは間違いありません。

ただし、テスラはいまだ製品販売で利益を上げていない会社です。Gigafactory 3が稼働する2年後までに、資金が尽きてしまうのではという懸念も一部にないわけではありません。

テスラは8月、アジアの債券市場から約20億ドルを調達するとしていたものの、Business Insiderは、テスラには6か月後に負債約10億ドルの返済期限が迫っていると報告しており、それを支払って事業を継続するだけの資金がテスラにはないと報じています。


%Vidible-5bc765efa6b48b6d0b07ad8b%