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先週、アップルがテスト中の自動運転車が接触事故に巻き込まれていたことが、米カリフォルニア州車両管理局(DMV)のウェブサイトで明らかとされました。

アップルの自動運転車について事故が報告されたのは、今回が2件目です。米カリフォルニア州に限っての話ですが、他社の自動運転車と比べて事故回数がかなり少なく、各社の自動運転システムの安全性が伺える手がかりとなるかもしれません。DMVにアップルが提出した報告書によると、事故は10月15日に発生。アップルのテスト車両が手動モードで左折しようとしたところ、トヨタ・カムリが約24km/hで車線を横切って、車体の横に接触したそうです。

アップル車両は約8km/hで走行中で、両方の車両は軽微な損傷を受けたものの、けが人はなかったとのこと。警察には、カムリの運転手が方向指示を出していなかったと届け出たとされています。

アップルのテスト車両が最初の事故を報告したのは、今年9月のこと。当時のアップル車両は自動運転モードで、安全な車間距離を保って約1.6km/hで走行中に、約24km/hで衝突される「巻き込まれ」型でした。

アップルの自動運転車プロジェクトは、2017年4月にカリフォルニア州での公道テストの認可を取得してから約1年半が経過しています。もっとも、自動運転車をテストできるアメリカの州(アリゾナ州、カリフォルニア州、ミシガン州、ネバダ州、ペンシルバニア州)のうち、あらゆる事故の一般公開が義務付けられているのはカリフォルニア州だけのため、他の州で事故がなかったとは限りません。

とはいえ、カリフォルニア州における事故は、Googleおよび子会社の自動運転技術専門会社Waymoの自動運転車が起こしたトータル件数はアップル車の17倍以上。2018年内に限っても、Waymoのテスト車両は11回の衝突事故に対して、アップルは2回に留まっています。

ちなみに先月の時点では、カリフォルニア州におけるテスト車両数はアップルが70台に対してWaymoが88台と報じられていました。

その一方で、Google/Waymoの自動運転車も、事故のほとんどは相手ドライバーの過失によるものと報告されています。もしかしたら他の車に注意をうながすための何らかの工夫が、アップルの自動運転技術には施されているのかもしれません。