10月30日のおもなできごと

1987年、NECホームエレクトロニクスが「PC Engine」を発売
2008年、SCEJがHDDを80GBに増量したPS3「CECHL00」シリーズを発売
2014年、LGエレクトロニクスが21:9の曲面ディスプレイ「34UC97-S」を発売
2015年、XYZプリンティングジャパンが「ダヴィンチ Jr. 1.0w」を発売

1987年:多人数プレイやCD-ROMへの対応で時代を先取りした「PCエンジン」


家庭用ゲーム機ではファミコンの人気が続いていましたが、発売から4年もすればハードウェアに限界が見えてきます。こうした中、メガドライブが発売される1年前となる1987年に登場したのが、スプライト(小さな画像をハード的に合成表示する機能)に強く高いグラフィック性能をもつ「PCエンジン」でした。

キャラクターが並んでもちらつかない、大きなキャラクターもぐりぐりと動くというグラフィックはファミコンでは考えられなかっただけに、多くの人を驚かせました。また最初からマルチプレイが考えられており、パッドを5つまで接続可能なマルチタップが純正で用意されていたのも特徴といえるでしょう。忘れてはならないのが、CD-ROMにいち早く対応したこと。その大容量を活かし、ゲーム機とは思えない高音質な音楽、動画などを実現しました。

なお、発売元のNECホームエレクトロニクスは既に解散されており、公式の製品情報も見当たりません。ここ数年、小型化した本体でレトロゲームを発売するというブームがありますが、PCエンジンにこれを望むのは難しそうですね。ちなみに、現在PCエンジンの商標(「PC Engine」)は、コナミデジタルエンタテインメント、ビッグローブが権利者となっています。

2014年:34インチで3440×1440ドット、21:9の曲面横長ディスプレイ「34UC97-S」



ゲーミングや映像鑑賞用途などでよく見かける21:9の横長曲面ディスプレイを最初に実現したのが、「34UC97-S」。一般的に解像度が高くなるほど表示できる情報量が多く、作業が捗るわけですが、横幅が大きくなるほど視野角や視差の問題で端の方が見づらくなるという欠点があります。この欠点を、画面そのものを曲面とすることで解消したのがこの製品。理想的な位置から見ると、目からディスプレイ表面までの距離が画面上のどこでもほぼ一定となるため、画面の端まで見やすくなります。また、マルチディスプレイと違ってベゼルがなく、視野のほとんどを画面で覆えることから、より没入感の高い視聴が可能となるのもメリットです。

人によっては画面酔いをおこしたり、違和感を覚えたりもしますが、慣れてハマれば見やすく便利。気になる方は、店頭デモ機などで試してみることをおすすめします。