ロボットキッチン搭載、ピザを焼きつつ配達する水素トラック「Tundra Pie Pro」ピザハットが発表

トヨタが協力

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年11月1日, 午前 06:50 in transportation
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Pizza hut
宅配ピザチェーンのピザハットが、走行中に自動的にピザを調理するピックアップトラックTundra Pie Proを開発しました。ピックアップトラックの荷台がロボットキッチンになっており、動力には水素燃料電池を使用するゼロ・エミッション車です。このピザトラックはトヨタTundra SR5をベースに、パワーユニットを水素燃料電池車Miraiのものに置き換えています。

荷台に配置された2本のロボットアームのうちひとつが、まず備えつけの冷蔵庫からあらかじめ焼くだけの状態に準備されたピザを取り出し、それを高速コンベアオーブンに乗せます。つぎに2本めのロボットアームが、焼き上がって出てきたピザをまな板に移し、きれいに6分割、そしてピザボックスへとスライドさせる。1枚のピザが焼き上がって梱包されるには約6〜7分かかります。

調理時間がかかるというのはピザ配達にとっては悪いことでもありません。むしろ調理している間にトラックが配達先まで移動できると考えれば、まさに焼きたてのピザを受け取れる客にとっても好都合です。そして、荷台のロボットキッチンとトラック自体は水素燃料電池でエネルギー供給されるため、調理と移動で大気を汚染することもなく、排気ガスで料理の味を落とすこともありません。




いまどき、ピザ焼き工程のロボット化やロボット配送はさほど新しいアイデアではないものの、でかいトラックでピザを焼きながら家に走ってきてくれるのであれば、ちょっと注文してみたくもなりそうです。

なお、いうまでもなくこのトラックはコンセプトモデルとしての制作です。荷台の調理スペースに屋根はなく、荒天時の配送は無理。それどころか交通量の多い車道を走れば、周囲の車の排気ガスにさらされるのは目に見えています。


とはいえ走行中に調理するのでなく、フードフェスのようなイベントでデモンストレーションがてらピザを焼いて提供するような使い方はいまでも十分にできそうです。そしていずれは、自動運転トラックが(屋根付きの)荷台でピザを焼きながら家まで来てくれる"Mirai"もありうるかもしれません。
 
 

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