「食中毒になりそうなレストラン」を機械学習で見つけ出す研究
研究ではラスベガスとシカゴを対象にこの機械学習モデルによる飲食店の調査を実施し、潜在的に危険だとフラグがたった店のリストを作成、その地域の衛生保健局に報告しました。両都市における、従来の衛生保健局の調査では食中毒の危険性がある飲食店の割合は22.7%ほどでしたが、機械学習ではじき出した割合は52.3%にのぼりました。
Googleの研究者Evgeniy Gabrilovichは「オンラインデータを使って疫学的観測をほぼリアルタイムで行うことができ、タイムリーかつ低コストで公衆衛生を大幅に改善できる可能性がある」と説明、機械学習モデルが食中毒対策に重要な役割を果たせると説明しました。
GiphyがBGMつきショート動画を公開可能に
Giphyは、このプラットフォームは「われわれは新たなメディアフォーマットへの進出が強力なショートストーリーを伝えられると信じています」と語り、短い形式のコンテンツの新天地を開拓しようと意気込みます。この発表に先駆けて、Vineの共同創業者の1人は、2019年春にループ動画プラットフォーム「Byte」を開始すると発表しています。巷ではtik tokのような口パク動画アプリが人気を博しており、Facebookもそれと似たようなアプリをリリースしました。今後はこのような短編動画がより一般に浸透してくることになりそうです。
SpaceXが「ミニBFR」を開発中
Mod to SpaceX tech tree build: Falcon 9 second stage will be upgraded to be like a mini-BFR Ship
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年11月7日
なお、マスクCEOは、現在テキサス州にてBFRのプロトタイプを建造中だということもあきらかにしました。
VW、テスラよりも安いEVを開発中
そして、その最初の波が終わるまでには約1000万台を販売するという高い目標を掲げています。MEBプラットフォームのデビュー時期はまだ定まっていませんが、I.D.シリーズの最初の車種は2020年の発売を予定しています。
なおReutersは、VWが韓国のバッテリーメーカーSKイノベーションおよびフォードとパートナーシップを結び、自動運転EVの開発をするための予備的競技を開始したと伝えています。
人間のようにさまざまな表情を"表示する"ロボット
スウェーデン・ストックホルムの技術スタートアップFurhat Roboticsは、のっぺらぼうのマネキンに表情豊かな顔を表示することで、人とAIのコミュニケーションをより自然にしようと研究しています。そのロボットの最新版では、マネキン内部から顔やその表情を投影して顔を描き出します。
Furhatの説明によると、このロボットはワイドレンジカメラとステレオのビームフォーミングマイクを備えており、きちんと話し相手の目を見て会話をし、相手に反応することもできるとのこと。そしてさまざまな表情が用意されており、顔そのものや声を変えるといったカスタマイズも可能です。
Creative Strategiesの2016年の調査では、AI音声アシスタントをまったく使わないという人の20%が、AIとの会話を不快に感じていると報告されています。Furhatのロボットなら、相手の顔や表情を見て話ができ、そういった不快さを取り除くことができるかもしれません。
ただ、映画『アンドリューNDR114』のようにこのロボットが家庭にやってくることはなさそうです。というのも、このロボットは主に企業などの組織ないで使う道具として開発されているから。Furhat Roboticsは企業の職場で、顧客応対や従業員の教育用途、言語を教えるといった使い方に利用することを想定しています。