SpaceXがミニBFR準備中・食中毒注意の店を調べるAI・どんな顔にもなれるロボット: #egjp 週末版141

百面相ロボ

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年11月12日, 午前 08:45 in Weekend
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「SpaceXがミニBFRを準備中」「食中毒になりそうな店を調べるAI」「どんな顔にもなれるロボット」といった話題を取り上げています。

「食中毒になりそうなレストラン」を機械学習で見つけ出す研究

Engadget
Googleとハーバード公衆衛生大学院が、食中毒を起こしそうな飲食店を探し出す機械学習モデルを開発し、試験した研究結果を発表しました。たとえば「胃痙攣」や「下痢」といった検索ワードを使ったスマートフォンの位置履歴データを使い、直近に訪れていた飲食店を推定します。

研究ではラスベガスとシカゴを対象にこの機械学習モデルによる飲食店の調査を実施し、潜在的に危険だとフラグがたった店のリストを作成、その地域の衛生保健局に報告しました。両都市における、従来の衛生保健局の調査では食中毒の危険性がある飲食店の割合は22.7%ほどでしたが、機械学習ではじき出した割合は52.3%にのぼりました。

Googleの研究者Evgeniy Gabrilovichは「オンラインデータを使って疫学的観測をほぼリアルタイムで行うことができ、タイムリーかつ低コストで公衆衛生を大幅に改善できる可能性がある」と説明、機械学習モデルが食中毒対策に重要な役割を果たせると説明しました。

GiphyがBGMつきショート動画を公開可能に

Engadget
GIF共有サイトのGiphyが、アニメーションGIFの枠を越え、最大30秒の音声つき動画を公開できるプラットフォームを公開しました。世界最短の映画祭と銘打ったGiphy Film Festでは、18秒間のショート動画を募集し、先週末にその結果を発表していましたが、新たなプラットフォームではその時間制限をさらに緩和、もちろん動画はループ表示することができます。

Giphyは、このプラットフォームは「われわれは新たなメディアフォーマットへの進出が強力なショートストーリーを伝えられると信じています」と語り、短い形式のコンテンツの新天地を開拓しようと意気込みます。
この発表に先駆けて、Vineの共同創業者の1人は、2019年春にループ動画プラットフォーム「Byte」を開始すると発表しています。巷ではtik tokのような口パク動画アプリが人気を博しており、Facebookもそれと似たようなアプリをリリースしました。今後はこのような短編動画がより一般に浸透してくることになりそうです。

SpaceXが「ミニBFR」を開発中

Engadget
SpaceXのイーロン・マスクCEOが、火星を目指すことを想定して開発中の宇宙船BFR(Big Falcon Rocket)に搭載する主要な機能をテストするため、Falcon 9ロケットの第2ステージを「ミニBFR」となるように改造するとツイートしました。
イーロン・マスクは具体的にどのような改造を施すのかは示していません。ただしミニBFRを現行Falcon 9のブースターのように回収することはないとしています。またSpaceXは、2019年6月までにミニチュア版の宇宙船を軌道に投入する計画ですが、これもSpaceXの計画は延び延びになるのが常なので、あくまでも目安程度の考えておくのが良いでしょう。

なお、マスクCEOは、現在テキサス州にてBFRのプロトタイプを建造中だということもあきらかにしました。

VW、テスラよりも安いEVを開発中

Engadget
独フォルクスワーゲン(VW)が、テスラModel 3よりも安い2万3000ドル(約262万円)のEVを開発中だとReutersが報じました。VWはEV専用プラットフォーム"MEB (modular electric drive matrix) "を開発しており、電気自動車のI.D.シリーズにもこれを使用します。

そして、その最初の波が終わるまでには約1000万台を販売するという高い目標を掲げています。MEBプラットフォームのデビュー時期はまだ定まっていませんが、I.D.シリーズの最初の車種は2020年の発売を予定しています。

なおReutersは、VWが韓国のバッテリーメーカーSKイノベーションおよびフォードとパートナーシップを結び、自動運転EVの開発をするための予備的競技を開始したと伝えています。

人間のようにさまざまな表情を"表示する"ロボット

Engadget
スマートフォンやスマートスピーカーなどを中心に普及しているAI音声アシスタントは、ある意味音声だけのロボット、ということができるかもしれません。ただ、映画に出てくるお手伝いロボットのようにな、会話の相手としてはまだ少々退屈です。

スウェーデン・ストックホルムの技術スタートアップFurhat Roboticsは、のっぺらぼうのマネキンに表情豊かな顔を表示することで、人とAIのコミュニケーションをより自然にしようと研究しています。そのロボットの最新版では、マネキン内部から顔やその表情を投影して顔を描き出します。

Furhatの説明によると、このロボットはワイドレンジカメラとステレオのビームフォーミングマイクを備えており、きちんと話し相手の目を見て会話をし、相手に反応することもできるとのこと。そしてさまざまな表情が用意されており、顔そのものや声を変えるといったカスタマイズも可能です。

Creative Strategiesの2016年の調査では、AI音声アシスタントをまったく使わないという人の20%が、AIとの会話を不快に感じていると報告されています。Furhatのロボットなら、相手の顔や表情を見て話ができ、そういった不快さを取り除くことができるかもしれません。

ただ、映画『アンドリューNDR114』のようにこのロボットが家庭にやってくることはなさそうです。というのも、このロボットは主に企業などの組織ないで使う道具として開発されているから。Furhat Roboticsは企業の職場で、顧客応対や従業員の教育用途、言語を教えるといった使い方に利用することを想定しています。

 
 
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