人が集まる場所ではセルフィーするのが当たり前になって、気がつけばセルフィーの人と言われるようになっていました。初対面でセルフィーする 見せる 盛れ具合に驚かれる 会話はずむという展開を楽しんでいます。
でもそうやって一緒にセルフィーしていて実感するのは、みんなスマートフォンのフロントカメラでここまで綺麗に撮れるということを、あまりにも知らないという事実。
何のアプリかと聞かれます。フロントカメラだけだというとびっくりされます。「そういう機能があるんですか!えーーー!」という具合。こちらは「えーーーー! 情報がまったく届いてない!」ってがっくりするんですけれど(苦笑)
そして今すでに使っているスマートフォンがあるから、盛れるスマホがあっても買い換えられないという気持ちになるようです。
しかし、メイン端末はそのままに、セルフィー専用に1台持つっていう手もあるんですよね。なぜなら盛れるスマートフォンを出しているメーカーは、ほぼSIMフリー端末を出しているからです。
たとえば、私がついついセルフィーしちゃうOPPOのスマートフォンの場合、2018年11月10日時点の価格は以下の通りです。
R17 Neo:2018年11月下旬以降発売 38,988円(税込) ※UQ独占販売モデル
Find X:2018年11月9日発売 120,829円〜
R15 Pro:2018年 9月下旬発売 72,000円〜
R15 Neo:2018年8月31日発売 31,948円〜
R11s:2018年2月9日発売 38,500円〜
ここで1つの事実をご紹介しましょう。
セルフィーに力を入れているメーカーのミドルクラスのSIMフリー端末は、メインカメラの性能は抑えられても、フロントカメラの性能は落ちません。10万円を超えるハイエンドモデルのフロントカメラにはお値段なりの素晴らしさがありますが、3万円台だからといってハイエンドに大きく差を付けられるかというと、そんなことはないのです。むしろその層に向けて、性能は充実させてくる傾向にあります。なぜならそれらはセルフィーの習慣はあるけれど、ハードウェアにそんなにお金はかけられない、若い世代がターゲットだからです。
▼Find X発表会時のセルフィーです。お値段なりのさすがのクオリティ!
でもミドルクラスも負けてないんです。
盛れるスマートフォンをお得な価格で購入して、2台持ちすればいいんです。
SIMフリーなので好きなMVNOが利用できますし、カメラとして利用するならむしろふだんはSIMカードをいれなくてもOK。Wi-Fiの設定をしておけばいいですし、必要ならメインのスマートフォンでテザリングしてもいいでしょう。
実際私の場合、本連載のセルフィーのほとんどはOPPO R15 Proですが、メイン回線のSIMを入れているのはiPhone X、メモや録音などの文具として使っているのはサブ回線のGalaxy Note8、セルフィーするときはSIMなしのOPPO R15 Proという使い分けになっています。
本当にフロントカメラの性能は変わらないの? という方のために、前述の端末の中から、真夜中の化粧直しもしていない顔を、OPPOのRシリーズで撮り比べてみました(なぜOPPOかというと、たまたま比較できるレベルの数の端末をお借りしていたからです)。
すべて「AI」のおまかせモードです。多少の味付けに違いはありますが、盛れるスマホとしての価値は変わらないことがおわかりいただけると思います。参考までにiPhone Xのポートレートもつけました(したくないけど!)
▼iPhone Xのフロントカメラ(ポートレートモード)リアリティ重視派に。
▼ R17 Neo
▼ R15 Pro
▼ R15 Neo
▼ R11s
今回はOPPOの例をご紹介しましたが、ミドルクラスは侮れないというのは、セルフィーに力を入れているメーカーの端末に共通していえることだと感じています。
セルフィー専用スマホをプラスして、セルフィーライフを楽しんでみませんか。