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11月15日、16日に開催中されていたTechCrunch Tokyo 2018にて。CCCフォトライフラボが、全身の3Dスキャンができる移動可能なスタジオ「3D SNAP」を展示していました。ブースの様子をお伝えします。

3D SNAPは短時間、かつ高速なシャッター速度でのスキャンという本格的な3Dスキャンならではの扱いやすさと、移動可能なスタジオブースという条件を両立した3Dフォトスキャナー。Raspberry Piで制御された102台(8MP)のカメラを搭載し、シャッター速度200分の1秒で全身の3Dスキャンをおこなえます。また、そのデータを使って3Dプリンターで出力したフィギュアをつくれたり、Facebookで投稿できる3Dデータにすることも可能です。

価格は、実物の10分の1サイズのフィギュアが5万4000円、Sサイズのフィギュア(幅・高さ・奥行の中で一番長い辺が5センチとなるサイズ)が1万800円、Mサイズ(1番長い辺が10センチ)が3万2400円、Lサイズ(1番長い辺が15センチ)が8万6400円、Facebook用の3Dデータが1万800円。

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こちらは、筆者がTechCrunch Tokyo 2018で撮った3Dデータのサンプル(実際は360度くるくる回せます)。画像が縮小されているので確認しにくいですが、首から下げていたパスや、ジーンズのしわまで立体的に表現された高精度なものです。

なお、こちらはあくまでサンプルデータ。実際に同社からフィギュアやデータを購入すると、3Dクリエイターがさらにデータ加工を行ない、細部の調整を加えてくれたものとなります。

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3D SNAPのブース直径は3メートル。撮影は円形になったブースの中心に立って行ないます。

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専用のスタジオにセッティングされた3Dスキャンと比べるとかなり簡素に見えますが、カメラの仕様は冒頭でも紹介したように台数は102台、1台あたりの画素数は8Mピクセル、そしてシャッター速度は200分の1秒で、アクション中の状態でも、全身を一瞬で3Dスキャン撮影できるという高性能です。

ちなみに、機材は車に搭載でき、設置も1時間ほどで可能とのこと。短時間でセッティングできるという点は地味ながら凄いなと思いました。

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こちらは、撮影したデータを3D編集ソフトで編集しているところ。眼鏡のフレームなど細すぎるものは3Dプリンターでの造形が難しいため、造形できる太さに修正をしていくそうです。

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撮影から15分ほどで仕上げてもらった筆者の3Dデータ。周りの四角い物体はカメラです。

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こちらはスキャンしたデータを3Dプリンターで出力したフィギュアです。人物だけでなく、ペットを撮影してフィギュアにする需要も高く、ペットイベントなどでのブース出展ではフィギュアの販売も好調だったそうです。

この3D SNAPは、新宿にある「新宿STUDIO」で撮影体験ができます。筆者はFacebook用の3Dデータを購入してみました。自分やペットの3Dデータやフィギュアはまだまだレア度が高いですし、記念写真的なノリで持っておくのもアリではないかと思います。